マザーの言葉☆「貧しいことは美しい」 | 青山まりの『今日をありがとう!』

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下着研究家・作家の青山まりのブログ。

おしごとおつかれさまです!


家の中は暑くていられないので、外に避暑に出たら、(わたしは涼しいところで仕事をしていましたが)


夕方、街中でボロボロの衣服を身にまとった人が、家がないのでしょう…、路上で寝ている姿を発見してしまいました。


今日はマザーテレサの言葉をご紹介です。


「貧しいことは美しい」


彼女がインドの街を歩いていたときに、路上で病人をみつけました。


たくさんの虫や蛆(ウジ)に覆われて、横たわっていたそうです。


すごい重症だったそうです。


彼女は、その女性をベッドまで連れていき、ベッドの上に寝かせてあげたけれども、間もなく亡くなってしまったそうです。


でも、ベッドに寝かせたとき、彼女はマザーにむかって優しく微笑みました。


その笑顔がものすごい美しかったと…。


☆ ☆ ☆


昨日、路上で寝ていたボロボロの衣服の人も、その、静かに寝ている姿が、


(衣服の破れ具合で、男性ですが、綺麗なお御足がみえていたからか)


とても美しくみえました。


その静かにしている美しい姿をみながら、


明日のパン代を稼ぐことには、常に大変なおもいをしてはいるけど、


(ここは、その人と、そんなに変わらないけれども)


破れたりしていない清潔な服を着ながら、


雨風しのげる家に住んでいながら、


家に冷房がなくて暑いというだけで、この夏、こんなに大騒ぎしている自分を反省しました。


☆ ☆ ☆


マザーテレサが日本に来たときに、日本の企業が大きな金額を寄附しようとしたら、マザーは断ったんですよね。


「まず、自分の国の中の人を助けなさい」と。


「豊か」と言われている日本の中にも、貧富の差があり、「貧しい人」がたくさんいることを


マザーは気づいていた…。見逃さない、ということ、素晴らしいことです。


それなのに、何故、外国への寄附なのか?


つまり「隣人を愛せよ」…すべては愛の基本ですよね。


金持ちが、こんどは何を買った、あれを買った、


こんどはこれが欲しい…ということを自慢そうに話す前に、


「もてるものは分かちあう…」そういった心があれば…と、マザーの言葉を知って、おもいました。


この暑い夏だからこそ、マザーの言葉の紹介でした。


毎日一生。