欲しかったのは「父の詫び状」だったけれど | mimosa2021のブログ

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日本に住んでいます。趣味は読書、写真、植物に触れることです。ゆるっと気ままに暮らしの記録。ブログで文章の練習をしています。よろしくお願いします。

つたなくてきまぐれなブログですが、ご訪問ありがとうございますおねがい


今日は貴重な半休でした

気分が良かったので久しぶりに本屋さんへ寄って、文庫本を購入しました


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わたくしはお金のことに執着しているな…

なんて考えたけど、とてもためになりそう。これから読みます


そして、文芸というのか文学の棚へ足を運び、

これ、と言う本を見つけました


それは、向田邦子さんの「父の詫び状」です

教科書でも読んだし、図書館でも何度か彼女の本は借りて読みました




本屋さんのPOPには、たしかエッセイの最高傑作というようなことが書いてあり

なるほどそうに違いないと。なぜならば文章を上手く書く人々は揃って向田邦子を誉めそやす(尊敬してるに違いない)。だからきっとわたしもそう言いたい。

今は下手だけどいつの日か、自分が誰かに読んでもらえるようなブログを書く時の教科書になりやしないかと期待して

欲しくなったのです


ただそこでわたくし、ちょいとケチって


帰り道にあるブックオフで、これの古本を安く買えやしないかしらと…


そしてすぐお店へ向かい、店内へ足を踏み入れたところ

「近日中に店舗が移転するので整理中」とのこと

本棚からは本がごっそり抜き取られて、引っ越しの準備といった風情でした


でも向田邦子の本が欲しいのよね、と見つめた先に一冊残っていた新潮文庫

「男どき女どき」

という、どことなく色っぽいタイトルの、どうやら短編とエッセイの集



「父の詫び状」は、ありませんでした

やはりちゃんと定価で買わねばね


でも今回出会ったのは貴重な向田邦子の本、とパラパラっとめくって一眼読んで、買ってきましたニコニコ


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そして読み初めからシンクロがありすぎて驚いてます


文章は読みやすく素晴らしく先の展開をワクワクと想像する面白さ。

しかしその文芸に関する感想はさておき


「鮒」という短編集からはじまるのですが


読めば読むほど、わたくしの近日中におけるシンクロニシティが連続して感じられたのです


登場人物の名前、その境遇、住んでいた場所(池袋の椎名町)、ドキドキしました


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ある意味で引き寄せ

そして、そのシンクロについて考えて


きっとわたくしの、このところの境遇における行動と信念は間違っていないだろう


シンクロとゾロ目が応援してくれている

そんなふうに思わせてくれた

ある意味スピリチュアルな向田邦子さんの作品に


感謝です


mimosa