(*^^*)内藤みかさんの恋愛小説『あなたを、ほんとに、好きだった。』を読んだ感想を書きたいと思います。

端的に言えばこの作品は大学生の加季が三つ年下のヒロ君と出会い、楽しい時間を共有して色々な事に一喜一憂しつつも、ヒロ君に対する恋心と嫉妬心を交互に繰り返し、最後には失恋をしてしまうお話なんですが、ちなみにあろうことかヒロ君は三股?を平気でしてしまうような、私がもっとも許せないタイプの男性として描かれています。

が、しかし加季は私と同じ性格でヒロ君には『自分一人だけを好きでいて欲しい』と願っています。だけどヒロ君は『寄って来る女性を拒めないタイプの男性?』のようで、加季と知り会う以前から恋人がいるのにも関わらず、加季と性的な関係を持ってしまいます。
そしてさらにヒロ君はもう一人の女性からのアプローチをも、意図も簡単に受け入れてしまいます。

だけどそんないい加減なヒロ君を軽蔑しながらも、やっぱりヒロ君の事が好きな加季は心の中で一人モンモンと葛藤します。

でもって次第にヒロ君を独り占めしたいと思い始めた加季は、やがて破滅への道を突き進んでいきます。

まあ、これは加季が結婚前の出来事ですが、往々にして結婚後にもこう言った事は『不倫』と言う形で起こりうる事なので、私はこの小説を読んで現実にもこのような男性がいたら、イヤだなあーとつくづく思いました。

とにかく若い頃の恋は結婚に向けてのステップ段階なので、何でも有りなのでしょうけれど、やはり現実の恋の場合はじっくりと1対1で向き合えるそんな真面目な恋をして欲しいなと思いましたね。でも小説の中だから面白いって事も否めませんから、私はこれからもこのような小説を沢山読んでみたいなと思いました……。