一昨日は、6年前に手術した脳動脈瘤の診察に。


昨年から半年に一度だった診察が、医師の働き方改革で診察人数を減らす事になったそうだ。


順調な患者さんから、掛かり付け医にお任せするそうなのだけれど、私はアレコレあり過ぎて一年に一度の診察に変わった。


この先生がこちらの病院に来て二人目の患者だったので、今でも当時をよく覚えていてくれる。


優秀な先生なのに気取らず、優しい先生だ。


そんな先生だったので、主人の事も、唯一この先生にだけは話してしまっていた。


「あなたは、家に籠るとストレスが溜まる人だから、本当ならば仕事に出なさいと言ってあげたいところだけれど、○○先生の診断が出るまで待ちなさいよ。」


6月下旬に肝臓の再検査があり、その結果を待てと言う事だ。


幾つかピックアップしてあった求人は、その頃には終わっているだろう。


でも働き始めて直ぐに辞めると迷惑を掛けてしまうし、先生の言う事は正しい。


主人の会社を論じる投資家は、今回の件を歓迎して見ている。


二ヶ月程度なら待てるか。



もう一科の予約の耳鼻咽喉科にも寄って来た。


好酸球副鼻腔炎は、このまま薬が効けば手術を回避出来そうだ。


好酸球副鼻腔炎は、難病指定の厄介な病気で薬価が高く避けたかった。


脳動脈瘤と好酸球副鼻腔炎が楽観視出来る、そう思うと足取りは軽く家に帰った。


ま、私の場合、良い事の後には決まって暗転するのだ。



ポストには不在通知か入っていて、夜に再配達されたのは先日の人間ドックの結果だ。


程度が悪い成績表みたいにBやCが毎度の事ながら並んでいるのだが、いつもならAだった膵臓にCがある。



【慢性膵炎の疑い、腫瘍あり】


肝がんで叔父二人を亡くし父はアル中で、私は過去にEBウィルス感染しているので、お酒は飲まない。


肝臓と膵臓は、アルコールを飲まなければ守れるとノーマークだった。


この半年、左肋骨下から背中に掛けて鈍い痛みがあり、消炎剤を塗っていたのは肋間神経痛だろうと思っていたからだ。


これで私の臓器は全て難アリになった。


仕事を探すのは、無理なんだろうか。