エレン・E・M・ロバーツの著書
『絵本の書き方 おはなし作りのAからZ教えます』
の中で、やしまたろうさんの『あまがさ』と言う絵本の
雨の絵は絵本界で右に出るものはいないと評されていた。
やしまたろう![]()
誰、それ![]()
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そんな状態で図書館へ行ってきた。
なぜなら、私はひとまず練習も兼ねて、
自分で書いた童話『雨とワルツ』を絵本にしてみようと
思ったからである。
ただ、雨のあの独特な雰囲気を
どう絵で表現したらよいかわからなかったので、
『絵本の書き方~』で紹介された
やしまたろうさんの絵本を探しに図書館へ行ったのだ。
図書館へ行ってコンピュータで絵本を探す。
ところが、やしまたろうさんの絵本は
通常の棚においておらず、
図書館員さんに「出してください」と頼まないと出てこなかった。
1960年に出版された本なので、貴重なものになっているのかもしれませんね。
さて、問題の雨ですが、
素晴しかった![]()
普通、雨を描くとすれば、
白、水色で描くでしょう。
ところが、やしまさんの世界の雨は
色とりどり![]()
でも、考えてみれば当然なんです。
雨って透明でしょ。
だから、雨を通して向こう側の色が目に映るはず。。。
よって、雨がとってもカラフルに描かれていたんです。
一見の価値あり![]()
ですよ。
カラフルなのに、他の絵、例えば主人公が
とっても暗く描かれていたりして
ちょっと不気味にも捕らえられました。
でも、だからこそ、カラフルな雨が光るんだろうな。
絵本の内容については、
私の『雨とワルツ』とかぶる面があって、
もう、私の内容では、
絵本として出版されることはないかな?
と思わされましたが、
読んでいてとってもテンポの良いものでした。
そんなこんなで、久々の外出をしてきました。
たった、一時間半でしたが、
とても疲れました。
でも心地よい疲れです。
また明日も行こうかな![]()