こんにちは!
主婦の毎日を楽しく輝かせるお教室
サロン・ド・ヴィーヴル~暮らしのサロン~の
山口あゆ美です。
住吉大社の北側、大海神社を出て
北にまっすぐ行くと
古く、立派な神社が見えてきます。
こんなに高さの違いがあるんですねー。
生根神社。
本殿が立派だと思ったら
淀殿の寄進により建てられた
桃山時代のものだそうです。
思いがけなく
ここの御祭神は少彦名命で
この間からご縁があるなあ。
こちらはお薬の神様としてではなく
造酒の神様として祀られているそうです。
ここで造ったお酒を
住吉三神にお供えしたんですって。
境内で、氏子の方たちが
翌日の大根炊きの準備をされていて
お出汁のいい匂いがしていました。
本殿の裏にまわると
神社の名前そのもののような
大きな根っこのある大楠があって
ご近所の方かなあ、
何やら唱えて、手を木にかざして
木からパワーを受け取るような
仕草をされていました。
社務所の方に聞くと
ご神木ではないとのことでしたが
いかにも、パワーがありそうな巨木でした。
裏手にはたくさんの末社があって
そのうちのひとつは
「賽神社(さい)」という名前。
賽という名前は「賽の河原」の賽、です。
京都の西院の「さい」や
その近辺を通る道「佐井通」の「さい」も同義。
それもそのはず、
この生根神社のすぐ近くに
まさに
あの世とこの世の境目である
六道の辻、があるのです!
閻魔様のいる「閻魔地蔵尊」もあります!
京都の六道の辻には行ったことありましたが
大阪にもあったなんて知りませんでした!
閻魔地蔵尊、あまりに迫力があって
それっぽかったので
写真撮り忘れました

薄暗い小さなお堂の中に
丸い穴から閻魔様が覗いていて
店番(?)のおばさんがいて
黒猫がにゃ~~と鳴いていて
この閻魔地蔵尊を中心に
本当に道が6本分かれていました!
まさに
あの世とこの世の境目っぽかったですね~~

京都の西院近辺は
昔は葬送の地だったから
「さい」が使われるのはわかりますが
住吉さんの近くになぜ?
こんな面白い場所を発見できて
楽しかったです!
万葉の頃からこの辺りは
白砂青松の地として有名だったんですね。
上町台地のアップダウンも感じられ
古代の地形を感じられる、素敵な場所でした!
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