中之島の大阪市立東洋陶磁美術館で開催中の「黄金時代の茶道具~17世紀の唐物」展をお茶の先生やお仲間と見に行きました


先生の御弟子さんが学芸員さんでしたので、詳しい解説付で拝見するという贅沢な見学をさせて頂きました 



こんばんは!サロン・ド・ヴィーヴルの山口あゆ美です。


図録がまたとても凝っています♪

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和綴じのように赤い紐で綴ってあって、ページがしっかり左右に開きます。
だから、とっても見やすいです
建築資料の綴じ方を応用しているんですって。



お茶のお道具には「見立て」というのがあります。


本来の使い方じゃない使い方をすること。


例えば、利休さんは漁師の魚をとる魚籠(びく)を持って来て、花入れにしたんです


今回の展覧会でもおもしろい見立てのお道具がありました


「青磁陽刻双鶴文花生(せいじようこくそうかくもんはないけ) 銘玉室(めい ぎょくしつ)」

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これ、本当はなんだと思いますか?



なんと  なんですって!



確かに!
横にしたら枕です!


それを、縦にして、中に水が入るように入れ物を作って、花器にしてしまったナイスアイディアの持ち主は、有名な小堀遠州。


このアイディアを思いついた とき、遠州さん、うれしかったでしょうね~
一緒にしたら恐れ多いですが、私もテーブルコーディネートをするときに、いいアイディアが浮かぶと、「我ながらナイスアイディア! 」と夜中にひとりニヤニヤ笑ってますからね



また、
今日の学芸員さんのお話で印象に残ったのは、村田珠光の時代(15世紀)は「人まねをしてはいけない」というのがお茶のルールだったそうです。


いかにオリジナリティを出すか。
いかにして自分ならではのお茶の世界を作り上げるか。



カッコイイですね!
単にお茶にとどまらず、生き方にも通じる考え方だなあと思いました


「わたし」という人間はこの世に「わたし」ただひとり!
完全にオリジナルな、他の誰でもない「わたし」。
人のまねをしたり、誰かみたいな生き方をしなくていい。


自分だけの生き方、それでOK!


そう思うとワクワクしてきますよね



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(2015.5.26   11時現在)


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