年末のバタバタでブログの更新が滞っていました(汗)
サロン・ド・ヴィーヴルのミモザです♪
マッサンの舞台にもなった住吉大社に初詣に行かれる方も多いのでは?
今日は、ミモザ的趣味から住吉さんを見てみたいと思います~^^
しばしおつきあい下さいませ~♪
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百人一首でも有名な
「住の江の岸による波よるさへや夢の通ひぢ人目避くらむ」(古今集・恋二・敏行)
現在の地名「住吉」「住之江」「墨江」はほぼ同じ地域を表しています。
住吉大社のすぐ近くに海岸線があり、「すみよし」「すみのえ」といえば
「浪」=「寄る」=「夜」
また、
「すみよしの松に立ち寄る白浪のかへる折にやねはなかるらむ」(後撰集・恋二・忠岑)
「久しくもなりにけるかなすみのえのまつは苦しきものにぞありける」(古今集・恋五・読人知らず)
のように
「松」=「待つ」 、「すみよしの松」
と詠まれることが多くありました。
当時の人たちはそこに行ったことがなくても、その地名や名所を詠み込むことで
みなが共通のイメージなり風景なりを思い浮かべることができたのです。
それを「歌枕」と言います
実は大学の卒論に歌枕をテーマに選びました 地名フェチなのもその頃から(笑)
「住吉大社」といえば海上安全・航海の神。
源氏物語の中でも光源氏が須磨・明石に流される前に航海の無事を祈りました。
また、平安時代も後期になると、和歌の神として有名になります。
「伊勢物語」で在原業平が帝の行幸で訪れた際、
業平が和歌を詠んだら、
住吉の神が松を依代として感応して返歌をした、というお話から
「和歌のわかる神」として知られるようになったのです。
そんなことを思い浮かべながら住吉大社へ~♪
有名な太鼓橋。
本当に♪ 立派な「住吉の松」がたっくさん!
この辺りまで白砂青松の浜辺が広がっていたのかしら。。。
かなり急な角度なんですよ!宝塚の大階段くらいの角度と段差の幅!
巫女さんの髪飾りもほら♪ (あまりに素敵な髪飾りだったので、お顔は写さないという約束で撮らせて頂きました)
住吉の松に、水辺の鳥・・・シラサギかシギかのつがいが。。。
本殿も、神社建築史上最古の特殊な様式「住吉造」と言われています。
第一本宮から第三本宮までは直列に、第四本宮と第三本宮は並列で
珍しい縦並びの配置になっています。
立派な千木(ちぎ)と堅魚木(かつおぎ)が。。。
Xに交差しているのが「千木」、横に並んでいるのが「堅魚木(かつおぎ)」
古代は、上流階級の邸宅に用いられて、埴輪にも見られますが
今日では神社にのみ見られます。
本当に厳かな気持ちになる、神聖な空気が漂っています。。。
長文にお付き合い下さりありがとうございます♪
続きはまた明日。。。
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