この前パパと行った南山城の浄瑠璃寺の近くに、

当尾の里(とおのお、または、とおの)というところがあって、

石仏や磨崖仏(まがいぶつ)が点在しています。



車で走っていたら「大門仏谷の磨崖仏」という看板を見つけたので、

「行ってみよ!」と細い細い山道に曲がった。←磨崖仏フェチのパパとワタシ^^

ずんずん行くに従って、

「これ、対向車来たらどうするの~~??? 」というような細い山道。

ドキドキしていたら、

あった   
名前の通り、深い谷の向こう側の巨石に、
はっきり仏様が



 

当尾の石仏の中で、最古最大の像なのだそう。

奈良時代か平安後期かと言われているそうです。


 

崖にあらわになっている巨石の面に彫ってあって、

谷のこちら側からしか拝むことができない仏様。

誰が彫ったんでしょう。。。



こんな風に岩に刻まれた仏様がこの里には30以上もあるのだそう。

中には彫った人の名前が残っているのもあり、

「大工 末行」大工さんなのかな?

大きな岩をキャンバスに見立てたのか、

岩の中に仏様を見い出したのか。。。

巨石を前に、仏様を彫らずにはいられない気持ちになったのでしょうね。



千年も前の名も知れぬ人が刻んだ仏様を、

今、たぶん、当時と同じ景色の中で見ることができる幸せを感じます。

いつか、歩いて全部見て回ってみたいです


でも・・・ここから戻るのが大変でした!
バックでなんてもちろん戻れないから、崖に落ちないように何度も切り返して
やっとこさ、戻れましたとさ。
車で行かれる方は、手前の広いところで下りて歩いていかれるのがよいかと思います♪








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