新聞に、宇宙飛行士の油井亀美也さん(42)のインタビュー記事が載っていた。

過去最高齢の39歳で宇宙飛行士候補に選ばれたそうだ。

星のきれいな長野県の村で生まれ育ち、将来は天文学者か宇宙飛行士に、と
子供の頃から決めていた彼。



前職は自衛隊パイロットだった。

経済状況から防衛大学校に進学し、卒業後は航空自衛隊に入った。

その時、将来の選択肢を広げるため、自分を高められる一番きつい仕事を選んだ。

あこがれの宇宙に少しでも近づきたい思いもあった。

テストパイロットから宇宙飛行士が選ばれる米映画を見て、

自分もテストパイロットに志願した。

(2012年10月21日付け読売新聞より抜粋)




この方の詳しいプロフィールは存じ上げなくて、これだけの短い文章だけだけれど、

自分の夢に向かって、自分で出来る方法を模索して

そこで最大限自分を生かしてこられたんだなということや、

しかも、「自分を高めるために一番きつい仕事」を選ぶ、という姿勢。

きっと、自分が置かれている状況の中で、精一杯できることを

自分で選んで、進んで来られたんだなあ。。。

「夢」を「夢ものがたり」で終わらせないために、諦めたり、腐ったりせずに、

いつも前を向いて、その時やるべきことを着々とやって来られたんだなあ。。。

「中年の星」になる!とおっしゃっておられて、私達も「夢」に向かってまだまだ頑張らなくちゃ!って思わされますね!






ちょうど一緒にコーヒーを飲んでいたパパに、「この記事読んだ?」と言ったら、

「読んだよ!立派な人やなあ~!子供たちに読ませて」と言う。



・・・でもね、子供たちにパパやママが「すごいなあ~」って思ったことが

伝わるかどうか、というと、伝わらないような気がするんだよね。。。

「ふ~~ん・・・エライね。」って言われるだけのような気がする。



「欲しい」と言えばすぐに買ってもらえて、

浪人する、と言ったら、当たり前のように予備校に行ける。

それが「普通」な子供たちに、「油井さんみたいな気持ちになってみろ!」と言ったところで

なれるわけはないのかもしれない。

そんな風に育ててきてしまった私達が悪かったのかな・・・



いや、私達だって、子供の頃、

「おじいちゃんは、お風呂を沸かす番をしながら、薪の火で本を読んだんやで。」

「校長先生が親に頼みに来てくれて、やっと上の学校に行かせてもらえたんやで。」

と言われても、「ふ~~ん・・・偉いなあ~・・・」とは思ったけれど、

それ以上は思い至らなかった。

それと同じことなのかな。。。

子供たちに

「あんたたち、なんて恵まれてると思ってるの!ありがたく思いなさいよ!」

そして、

「だから、もっと頑張れるはずでしょ!」って無言の圧力をかけてるのかなあ。。

それを察知するから、子供たちもこれを読んで「・・・だから?」っていう顔するのかな。。



今、自分が置かれた環境。

どんな場所であっても、自分を生かすことを前向きに考えられる人になりたいし、

子供達にもそうなってもらいたい。



それぞれの場所で力いっぱい頑張ったら、

自分を高めていけるし、夢も叶うと、油井さんのこの記事は教えて下さったなあ


子供たちは、そろそろ三人三様の芽が芽吹き始めたみたい。

これから先は、どんな花を咲かせることができるかは、自分次第!

私だって、これからどんな花が咲くか、私次第!






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