今日、いそいそと出かける支度をしながら、

あれもこれもやってないなと思って、

どうするか考えたりしていた時にふと、

ああ、ここに引っ越してきて2年経ってた、と思い出しました。

この間もそれにはちょっと触れているのですが、

引っ越し当日のこととか、ふと思い出したので。



なんていうか、生涯忘れることの出来ない、

自分にとっては大きな闘いのような日々で、

でもそれが、もう少しで終わりを迎えようとしていることに、

自分でも気づいていて。

このごろ不思議でね、

過去と、今と未来の、

すべてが同じ時間軸の上にあって、

それとひとつひとつ向き合いながら過ごしている感じがある。

そのどれもが自分である事には間違いがなくて、

でも、どれが自分なのか時々見失いそうになったりしながら、

まるで道を歩く時みたいに、

振り向いたり、立ち止まったり、周りの景色を見たり。



それで、ひどく切なくなる。

涙がこぼれそうなくらい、胸がいっぱいなんだけれど、

まだ泣いちゃいけないんだってわかってて、

ぐっとこらえているみたいな感じで、

でもその切なさのもとが、

どこにあるのかがまだわからなくて。



ただひとついえるのは、

今は本当に、最後まで残していた想い出の形見や、

愛したものの亡骸をどこかに埋めて後にするかのような、

本当のお別れの時なんだなっていうことで。

まるで本の背表紙を閉じるように。

それは自分から告げるものでもあるのだけれど、

離れていくさまざまなものからもそれを告げられている感じで、

ほんの少し、想いを残しながらも、

そこから離れる時なんだって気づいていて。



自分を取り巻くいろんな物事が、

それを教えてくれる。

新しい場所へ行く時だよと。

なのに自分が手を離せなかったら、

自分が想いを断ち切らなければ、

前には進めないのに、

ここしばらく、出来ずにいた自分に気づいて。



もう立ち止まってる時間はなくて、

行かなくちゃいけなくて、

それに気づいてたのに、

辛くてうずくまってた。

そう気づいたから、もう終わり。

手放すべきものにさよならをしようと思う。

ひとつずつ丁寧に、見落とさないように、

きちんと最後まで詰めが甘くならないように気をつけながら。



夜明けや夕暮れがあるように、

自分が生きていて、

何かが始まったり終わったりする時も、

大きなものほど、グラデーションが出来るのかなって思う。

空の色が刻々と変わって、沈みきったり昇りきったりするまで、

見届けられる場所に自分がいることは、

とても幸せなことなのかも知れないと思う。



本当のさよならと、心からの感謝を。



実はこの1週間くらい、

いや、もっと長かったかも知れないけど、

何も考えられず、

仕事もはかどらず、

食欲もなく、

何も出来ずに過ごしてきたんだけど、

これで少し変わる気がする。

あともうちょっと。

それがわかったから。



お腹が空いてきたかも。

部屋を片付けて何か作ろう。

いよいよ切羽詰まってる仕事もしなくちゃ。

待っている人がいる。



この2年を振り返った時に、

何故か思い出したのはこの曲。

でもぴったりかもしれないなあ。

自分がなんのためにいろんなことをしてきたのか。

それはきっと、この歌に出てくるのと同じ事だね。



さあ、気持ちを切り替えて、

山積みになってるいろんな事を済ませることにします。



すべてのものに、愛と感謝を。