新橋の伯母さんとの長くて短い日々


学生の頃、


The Supremesに憧れてた。


女性3人のボーカルユニット。


一度あんなパフォーマンスをしてみたかった。


本気でミュージシャンを目指していた頃。


 


年齢的には、当然だけれど私にとって、


彼女たちはすでにoldiesだったけれども、


実際に音楽をやっていく中で、


好きなアーティストが影響された人達を遡っていくと、


ロックなら、Bill Haley & His Cometsに辿り着くし、


ポップミュージックだと何かな……


Phil Spectorの手がけた物とかになるのかな。


The Ronettesとか。


 


Dream Girlsのモデルになっている、The Supremesや、


Stevie WonderなんかのMotown Soundは、


The Beatlesなんかと同じように、


バンドやったりしていると、


いわゆる「スタンダード・ナンバー」的に知っているもので。


 


だから、Dream Girlsを映画で最初に見て、


なんだか嬉しかったりしたんだよね。


舞台版は、トニー賞の動画を見た事があるくらいで、


ちゃんと見たことがなかったから、


どんな風になるんだろうって思いながら、


でも去年から見るのをすごく楽しみにしていた作品。


 


本当にいい作品だった。私にとっては。


限りなくライブに近いミュージカル。


だから、座って見ていて、もどかしかった。


声をあげたかったし、立ち上がりたかったし、


ともかく、むずむずした。


そうでなくても、日本のお客さんってたぶんお行儀が良いし。


劇場で大声で笑ったりあんまりしないもんね。


私はするけど(笑)


 


それでも、他のブロードウェイ作品に比べたら、


かなり客席は盛り上がってたと思う。


昨年の「RENT」の来日公演ほどじゃないけれど、


歓声や手拍子、口笛が聞こえてきて。


最後のスタンディング・オベーションもすごかった。


みんな大人しくしてたのに、みたいな(笑)


 


映画版はビヨンセがジェニファー・ハドソンに喰われちゃってた感じだけど、


舞台版はそんなことが全くなくて、


エフィ、ディーナ、ローレルの3人がそれぞれ個性的だった。


なんだかんだ言っても、エフィが主役、という感じではあるけれど、


2幕後半は涙が止まらなくて。


Listenあたりで号泣状態(笑)


 


なんか、ミュージシャンを目指していたからというのもあるんだけれど、


彼女たちと、その周囲がカーティスに巻き込まれながら、


どんどん有名になっていって、


いわゆる「Idol」としてキャラクターが一人歩きし、


望んでいないことを要求されて辛い気持ちになるのも、


そこから離れたいと最終的に考えるようになるのもすごく分かる。


商業ベースに乗らなければ切り捨てられていく世界だし、


チャートにちょくちょく出てメジャーになれば、


そのイメージを守らなければならなくなりがち。


その期待をどう裏切ることが出来るかが、


ミュージシャンとアーティストの境目だと、


個人的には思っていたりするのだけれどね。


 


あ、この話は書き出すときりがないからやめよう(笑)


 


でも本当にいい舞台だった。


ステージの照明の使い方とかもすごく豪華な感じだったし、


何しろ3人の早替えが大変そうだった。


カツラも衣装もすごく種類が多いから、


舞台裏はどうなってるんだろうと思ったくらい。


 


出来ればリピートしたいけど無理かなあ。


5日までやっているので、チャンスがあれば是非見て欲しい作品。


私もチャンスがあればもう1回いけたらなあ、と思う。


 


同じミュージシャンを取り上げた作品だと、


「Jersey Boys」とかもそうだよね。


あれはFour Seasonsがモデル(といっていいのかな?)だよね。


やっぱり好きなグループのひとつでもあるかな。


個人的にすごく見てみたいけれど、来日はないんだろうなあ。


日本では決してメジャーではないグループだし、


映画化もなさそうな気がするし(笑)


最近そういう、実在のミュージシャンやアーティストをテーマにした、


作品が多いのはなんでなのかなあ、とかちょっと思ったりもするけれど、


分かりやすいし、ショー的要素が強いのもあるのかな?


 


もしリピートは出来なくても、サントラは買うことでしょう。


 


で、会場だった渋谷のオーチャードホール。


受け取ったチラシも含め、ピックアップしてきたら、


こんなに見たい物が……。


新橋の伯母さんとの長くて短い日々


最近、家で聞くのに心地よくて、


CATVのクラシカ・ジャパンを1日流しっぱなしなこともあって、


もう、クラシックやらオペラやらバレエやら、


気になって仕方がないわけですよ(笑)


中でも、エトワール・ガラ。


見たい。すごく見たい。


でも公演期間がたった5日間で、


プログラムはA・Bとあるわけ。


ラインナップを見ると、両方見たくなるのは当然。


そして通しチケットの値段を見てうーん、と唸る。


28000円。うーん(笑)


でも当然の値段だよなあ。




チケットの争奪戦もすごいんだろうけど。


パリ・オペラ座の時も友達から大変だったって聞いてるし。


その割にマシュー・ボーンの白鳥の湖はあっさり取れたけど。


いつも直前までチケットが取れない、


流動的なスケジュールを仕事をしている身には辛いですわ。




最近舞台も見る本数をちょっと減らしているけれども、


この夏はいろいろな作品が来すぎ(笑)


でも良く考えたら、去年の夏も来日公演が多かったんだよね。


そういう時期なのかなあ。




感動さめやらぬまま帰ってきたら、


NYCBがマリインスキー劇場で、


バランシン没後20年に公演をしたののドキュメンタリーがやっていて、


その中で流れた「セレナーデ」に思わず涙。




なんか、自分が感じたことを消化するのに時間がかかりそうな1日。




読んでいないパンフレット、ちゃんと読もう。