今、銀河劇場を出て、電車を待ってるりえこです。
今年最後の作品になった、
「GIFT」観てきました。
今年観た作品の中で、一番たくさん泣いて、
一番たくさんの大人に観て欲しいと、
こんなに思った作品はなかったと思いました。
詳しくは、また、帰宅してから。
じゅんさん、本当に本当に、ありがとうございました。
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ということで無事帰宅。
風邪でふらっふらでしたが、
見逃すまいと行って参りましたよ。
観劇をするときって、たとえば、初めて行く作品なら、
私なら、パンフレットをまずロビーで買って、
それを開演までぱらぱらっとめくり、
喉を軽く潤してから舞台を観ることが多いんですが、
この作品、パンフを開いて、
最初のページに書いてあったことを読んですぐ、
あ、これは確実に泣く!と判りました。
というのは、ちょっとしたカミングアウトみたいになりますが、
ブログ左上のバナーを見ていただくと判るように、
私は「子ども虐待防止オレンジリボン運動」に参加していて、
離婚における子どもの問題に関するNPOに関わっていたり、
私自身が「被虐待児」であったという経験があり、
心に傷を残し、生きづらいと思いながら生きてきた、
「アダルトチルドレン」であることもあり、
(私の場合は正確には「サバイバー」になります)
この作品が持つテーマが発するメッセージが、
本当に痛いくらいに伝わってくるのですね。
つい昨日も、以前取材を受けたことのある、
某国営放送局からメールが送られてきて、
取り扱う問題がオレンジリボン運動に通じるものだったので、
関係者に内容を連絡したりしたばかりだったんです。
もちろん、この作品自体が扱うのは虐待だけではありません。
何故、子どもから笑顔が消え、夢が壊れていくのか、
何故、大人になると、子供の頃に持っていた
大切なものを失ってしまうのか、といった、
ひととして生きていく上で見失ってはいけないものを、
教えてくれるメッセージ性の強い作品だなあと思います。
そんなわけで、1幕前半から泣き通しで、
涙やら鼻水やら何やらもう判らなくなるほど泣いてしまって。
作品の中に出てくる言葉のいくつかが、
私が今まで育ってきた中で関わってきたものとリンクしていき、
舞台を観ながら、それらを改めて思い出したりしました。
例えば、舞台の中で出てきた台詞であれば、
「人間は幾年生けるものの中で唯一飛べるもの」
(だったと思います。間違ってたら済みません)とか、
「生まれてくるときに必ずひとつの種を持っている」
というような言葉たちが、
例えば、私が小・中学生の頃に聴いていた、
佐野元春さんの「ガラスのジェネレーション」に出てくる、
「つまらない大人にはなりたくない」という言葉であったり、
最近のものであれば「歓びの種」や「長い夢」という曲が、
(元JAMのYUKIさんの曲です)
メッセージとして重なるところがあったりとか。
サンタクロースと忍者という、
繋がりを説明するのが難しいファンタジーを下敷きにしつつ、
(これ、2幕になるとすごくこの設定が腑に落ちるのです)
子どもと大人の間に横たわる問題をすごく上手く描いているなあと、
私はすごく思ったんですね。
そういう意味では、この間観た、
「星の王子様」のテーマでもある、
「大切なものは目に見えない」というのも近いかな。
ともかく、いろんなものがリンクしていく作品。
本当に、オレンジリボン運動とかと結びつかないことが、
とてももったいなく思える作品だったなあと。
是非、そうした活動をしているNPOや団体の方たち、
そして、実際に子どもと関わる中で問題を抱える親御さん、
頑張りすぎて疲れてしまった大人達に、
見て欲しいなあと痛感した作品でした。
ミュージカルの持つメッセージを伝える力があるからこそ、
いろんな事を伝えられる、という点では、
11月に観たCare Wave Aidと共通する部分があり、
もっとボランティア団体さんを巻き込んでやっていくと良いのになあと、
すごく思ってしまいました。
そして、私自身、今度は客席に座るのではなく、
裏方だったりスタッフだったりという形で、
何かしらの協力ができるといいのになあと思いました。
単純に募金するとか、そういうことだけではなく、
自分の職分で関わることが出来ることがあるんじゃないかなあと。
(Care Wave Aidでも同じ事を思いました。炊き出しとかね。)
もちろん、主催者側が考える方向と、それらが一致するかどうかは、
私にはまだ判らないところもあるのですが。
何気に写真とか、何枚か撮ってきたのに、
それを載せることすら忘れてました(^_^;)
まあ、撮った写真はといえば、
入口に門松が飾られたシーフォートスクエアの中は、
まだクリスマスムードが漂うイルミネーションで彩られ、
銀河劇場のロビーだけでなく、横の通路まで、
たくさんの著名人の方々からのお花で溢れていた様子なんですが。
そう、そして、この作品に出会うきっかけを作ってくださり、
実際に舞台に立たれていらした西原純さんと、
偶然にもシーフォートスクエアの入口でお会いすることができ、
声を掛けさせていただいたのですが、
「楽屋によって下されば良かったのに」と気さくに接していただき、
お話しが出来たこともとてもありがたかったです。
この作品には、私のお気に入りブログに入っている、
ミス・サイゴンのアンサンブルさんなども以前出演したり、
今回も関わっていらした方もいたりするのですが、
カンパニーの空気の温かさを、
純さんのブログを読んでいると伝わってきます。
リンク、貼っておきましょうか。
ともかく、この作品と出会えたこと、
この作品が今年の観劇納めになったことは、
とても私にとって素敵な、大切な出会いになりました。
明日が楽日になるこの作品ですが、
また来年も上演されるんだろうなあと思います。
魅力的なキャストの皆さんとの出会いもまた、嬉しいものでした。
こうして結ばれた人との出会いに、ただただ感謝です。
そんなわけで、行きの電車で聴いたのは
BOSSことBruce Springsteenのシャッフル、
帰りの電車の中で聴いたのは、
YUKIさんの「Wave」でした。
私も、ちゃんとサンタクロースを
産んでいる大人になれているといいな。
帰ってきたら足がつりそうなくらい疲れていたので(^_^;)
今日は休んで明日大掃除です(笑)
頑張ろう。