むしろ深刻なのは、脳の老化=感情の老化です。

 

40~50代で「意欲」をうながす前頭葉が老化

脳にはさまざまな部位がありますが、なかでも私たちにとって重要なのは前頭葉です。大脳皮質と呼ばれる脳の表面部分のうち、40%程度を占める前頭葉は「人間らしい機能を担う部位」ともいわれます。

それは前頭葉が「感情のコントロール」、つまり怒りや不安などを処理してくれる役割を担っているから。加えて、もう1つ前頭葉には「意欲」をうながす役割があります。

脳の中でもこの前頭葉が老化すると、意欲が低下し、感情のコントロールに不調をきたします。

この前頭葉の老化も40代後半から表れ、50代で本格化する人がほとんどです。画像診断をすると顕著ですが、40~50代で前頭葉がどんどん縮んでいきます。

前頭葉が縮めば、意欲がなくなる。「好きな本や映画にどっぷり浸かる」のも億劫になるかもしれません。感情も劣化するのだから、新たな創作や物語にワクワクし、感動する機会も減っていきます。」

 (和田先生の記事)

 

更年期の時は「後ろ向き」で

ようやく卒業できたのに

今度はこれかい!

 

これを知ったうえで

抗うぞ!