フッキソウは
日本の山野で普通に見ることができますが
北向きの日陰など他の植物の育ちにくい所でも
平気で育つ強い性質を持っているので
高層ビル群の谷間の緑地帯や植え込みなど
都市緑化にも一役買っているという優れもの。
名前の由来は
常に青々とした葉をつけ、絶えないところから
その姿を「繁栄」になぞらえて付けられたとのこと。
山中湖では
冬の間、雪に埋もれたままですが
雪が融け始めると緑の葉が顔を出します。
そして春には目立たない地味な白い花が咲くのですが
白い花のように見える部分は
実は雄しべが束になって集まったものなのです。
写真は
少し前撮らせていただいた
陶楓さんのお庭に群生しているフッキソウ。
群生していると見応えがあります。
少し頂いて
我が家の庭に植えたフッキソウも
元気に次々と花を咲かせています。