2020年5月9日、この日はMTBで狩野川堤防を走りつつ、昼御飯は静岡県伊豆の国市・伊豆箱根鉄道・田京駅の裏側にあるとんかつ屋【水之助】に行きました。
コロナ騒動で飲食店のお弁当生活が続いたので飽きてしまい、また伊豆市は20日頃まで自粛要請がある中で比較的早く解除した伊豆の国市の飲食店でガッツリ食べたくなりました。
水之助の店主、かって伊豆長岡駅近くにあったとんかつの名店・弥太郎(やたろう)で修行していた方です。
当時の弥太郎店主、水の助の主人が従業員だった頃も覚えています。弥太郎と言えば看板は【黒豚とんかつ定食】で、近隣のとんかつ屋でこの美味しさを出せる店は無かったと思います。
今でこそ野風増のお世話になっていますが、一昔前は弥太郎と雅生、とんかつ屋の二強だった時代がありました。しかし雅生のとんかつは高級で手が出ず、もっばら黒豚とんかつ1400円のお世話になっていました。
出てきた【とんかつスペシャル】はほぼ弥太郎からの味を引き継いでいて、多少のアレンジはあるものの、脂身の多いながらも軟らかい分厚い豚肉をカリカリに揚げて食べやすくしたのは『これぞ弥太郎!』と思える美味しさです。
更にカニ味噌汁・マカロニサラダの味だけてなく、【とんかつスペシャル】のネーミングまで弥太郎とまんま同じで、往年のファンをうならせます。
野風増の脂身が少ない豚肉から比べると豪快でワイルドなとんかつですが、脂身は腹にもたれずむしろ豚肉をを食べている感覚です。意外にも女性からも豚肉の美味しさが味わえると人気だそうです。
勿論、速攻で完食しちゃいました。
野風増と水之助のとんかつ、どちらも優劣はつけがたく、両方味わってみるのか良いと思います。
店主曰く、弥太郎のとんかつを継承した店と言う自負はありますが、弥太郎が閉店してから年月も経ち当時を知るお客様が少なくなったと言う事で、当時の弥太郎の話題で盛り上がりました。










