本日の昼御飯シリーズです。(笑)
2020年5月2日、静岡県伊豆市・牧之郷地区にあるミモリー家から一番近いレストラン・ファンタジスタのお弁当を頂きました。
前回は唐揚弁当(500円)を頂きましたが、その後この店に弁当を買いに行った知人から『カツ丼最高♥️』の情報を頂き、再びこの店の弁当を注文しました!
ちなみにミモリーはカツ丼、そしてご近所さんから唐揚げ弁当を頼まれました、
店主・長沢伸さんがミモリーの為に単なるカツ丼の大盛を作る訳がない!と思いつつ、弁当の出来上がり時間を待って来店すると、何と容器2つのカツ丼があるではありませんかっ!
この2つの容器こそが【ファンタカツ丼・ミモリースペシャル】(何と大盛で600円) です。
ご飯が盛り切れないので、カツと御飯を別々の容器に収納。しかもカツは二枚。これで大盛600円でやっているのだから嬉しいと言うより財産度外視でちょっと不安になります。
その事を長沢さんに伝えると『確かに利益は薄いけれど、お客様の笑顔こそがやりがい』とのお言葉。弁当の容器や包みに書いた言葉こそが店主の今の想いなのでしょう。
自粛要請にもめげす家族全員で力を合わせこの難局を乗り切ろうとする強い想いがこの弁当に込められていました。
とは言え、値段相応の激安弁当ではなく肉はあのひらい精肉店から仕入れる等、弁当だからという妥協は一切なし、実際に食べてみると申し訳ないが、このカツ丼以下の美味しさしか出せない専門店はあると思います。
これは私の推測ですが、このファンタジスタの道路向かいに人気のとんかつ屋があり、そこのカツに絶体に負けたくない!と言う強い信念がある気がします。口には出さないでしょうが。
元々カレー・パスタ・ビザがメインの店ですが、先日食べた唐揚げ弁当も含めて専門外であっても味付けのセンスは長沢さんならではのもの。弁当屋の弁当ではなく、レストランの美味しさを弁当で味わいたいとのコンセプトが似合う店だと思います。
ポモドーロ・川善・マリオパスタ、そしてこのファンタジスタはコロナウイルスと言う逆境に負ける事なく、手法の違いこそあれお客様に喜ばれるテイクアウトメニューで頑張っているので応援したくなるのですが、逆を言うとどの店の弁当もとても美味しく、どこで買うか悩んでしまいます。
マスター長沢伸さんにもう一度『本当にこの弁当を500円で出しちゃって大丈夫ですか?』との質問に『自粛要請が解除されるまでこの値段でやります。儲けよりもお客様の笑顔が嬉しい』との言葉にこのご時世に対する自らの答えがあった気がしました。
皆さん、ファンタジスタのお弁当、どんどん食べましょう!