●今さらですがアロマテラピーの精油とは?
いまさら・・・アロマテラピーをやっていて何なんですが^^;
精油について説明するのをうっかり忘れていました。(^_^;)
アロマテラピーに欠かせないのが、精油(エッセンシャル
オイル)と呼ばれるものです。
身近なところでいうとたとえばミントの葉などに含まれていて
その葉を手でもみもみしたりすると、香りがたちますよね。
それが精油の一部です。
私たちの目には見えないのですが、ハーブなどの葉には小さな
球状の袋があってこれに香りの成分が入っているのです。
レモンやオレンジだと、果皮の部分の色の濃いブツブツの細か
い部分が見えますが、そこをつつくと精油が出てきたりします。
このように、精油とは植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、
樹脂などから抽出した天然の素材なのです。
さまざまな有効成分を高濃度で持っている芳香物質で、
特有の香りと揮発性があります。
抽出方法は、水蒸気蒸留法、圧搾法、溶剤抽出法などあります
が、ポピュラーなものは水蒸気蒸留法によるものです。
これは水蒸気釜にいれた植物の葉や枝に高温高圧の水蒸気を
当てて全成分を次の釜に送り、冷却します。
再び液体化してくると比重の異なる水に浮く部分の精油が
ちょっぴりとれます。(水に浮くので精油という名前なのかも)
私は以前、北海道の富良野でこの工程を見てきましたが、
ラベンダー100キロから500mlしかとれないそうです。
収集率は0.5%ですね。
バラの花だと50個の花からわずか1滴しか採取されない
そうです。貴重ですね。
100円ショップで売っているような合成香料とは全く違う
ので購入するときは注意をしてくださいね。
名前も「アロマオイル」とか書いてあったりして、
合成なのかどうか紛らわしいものも多いのです。
精油は高濃度なので1%前後に希釈してトリートメントなど
でもお肌に使用できます。
でも、合成香料は香りとして楽しむくらいならいいのですが、
お肌には使用できないので注意が必要です。
一応目安として、AEAJ表示基準適合精油認定制度という
のが有りますので、目安としてご参考にしてください。