私がアロマテラピーと出会ったのは今から13年前でした。
当時のことはあまり思い出したくないのですが、悲しい事、
つらいことがいろいろと重なり、生き
ていくのがとても苦しく
思えました。
好きな職業につけて頑張って働いていましたが、
無理をしすぎ、気の使い過ぎから過労でとうとうダウン。
仕事は辞め、私
生活でもいろいろな変化が訪れ、
休養の時期がず・・・・・・っと長く続きました・。
そのころホームセンターで見かけたアロマテラピーの精油
というものに出会いました。
それには「ハーブや花などから抽出した自然の香りの
エッセンスで、それぞれ特有の香りと作用があり…」と
書いてありました。
また、店頭にあった30種類あまりの精油をいろいろかぎ
まわってみました。どれもこれも初めてだったので、
柑橘系以外は初め、とても、きつく感じました。
しかし、その中で私の鼻と目を引いたのは「ベン ゾイン」
別名「安息香」という精油でした。
その甘くバニラのような
香りの精油には「悲観にくれた人に、孤独やうつ的気分に
慰めをもたらし・・・」とありました。
甘くオリエンタルな香りは・・・・「今の私にはこの香りかな~」
と感じて買ったのが
始まりでした。
ベンゾインは香りも甘くていいけれども、手荒れ,あかぎれ、
ひびわれにも良いとされているので、おこじょらいふのアロマ
教室でハンドク
リームを作るときは、いつも人気者になっています。
今でもベンゾインを紹介するとき、ふと、その頃を
思い出させる香りなのです。
そしてその後もいろいろな香りと出会い・・・・好きになっていき
アロマテラピーが生活の一部となっていったのでした・・・