駅はないけど汽車
はある
河北町。
河北中央公園でいもこ列車が運転されるということで観に行ってきました。
いもこ列車とは、
いもこ列車が運行していた当時の家々は、茅や萱葺きの屋根が多く、煙突から火の子が飛んで火事にならないようカバーをして走っていました。その煙突の形がいもこ(山形弁で里芋のこと)によく似ていたことと里芋のように小さな列車ということで
いもこ列車と呼ばれたそうです。
河北町谷地の事業家 升川勝作氏は、
地域経済振興として大量輸送が必要であると痛感し、大正4年1月 谷地軌道株式会社を設立しました。
谷地から神町間5.6kmの軌道を敷説し、
大正5年に山形県私設第一号として営業を開始し、昭和10年9月廃止されるまでの20年間この地域の重要な交通機関として活躍しました。
最盛期には、10万人もの人を運んだそうです。
公園には鯉のぼりが泳ぎ、
しだれ桜が咲いていました。
晴れた日の河北町さんぽでした。