コンサートといえば、6月定例議会が始まる前でしたが、5月31日に仙台サンプラザホールで開かれた鈴木雅之のライブにも行きました。定例会に備える準備の時期ではありますが、そこは許してもらったのです。その昔、黒人のようにと顔を黒塗りにして派手なタキシードで歌っていたグループ「シャネルズ」のメンバーの一人で、その後「ラッツ&スター」に改名した時期を経て、ソロに転向して歌のうまさに磨きがかかりました。いつかはステージを見たいと思っていました。

 

シャネルズ時代のデビュー曲でミリオンセラーとなった「ランナウェィ」や「ラッツ&スター」になってからの「め組のひと」などヒット曲を聴くと、そのときのほかのミュージックシーンも思い出されたりしました。ポップというかR&Bというかソウルミュージックというか、ワルっぽい雰囲気というか、ステージでの振る舞いや恰好のつけ方が、決まっていました。約2000の席は満席でした。1階席は初っ端からオールスタンディングとなりました。

 

コンサートのタイトルも英語で、カタカナ表記はナシ。「masayuki suzuki taste of martini tour 2024」さらに「Step 123 season2 Snazzy」と続くのです。taste

                      

                  トレードマークのサングラスは,深夜でもかけない 

                と不安を感じるのだといいます。 内気な性格の裏返

                                             しなんだとか

                 このチラシの「6月2日sat」は「sun」の間違い  

                ではないかと、見た瞬間に思いました

 

(テイスト)って味・風味のことだし、martini(マーティーニ)ってカクテルの一種ですし、Snazzy(スナジー)とは「いきな、しゃれた、かっこいい、派手な」といった意味ですよね。アメリカっぽい、鈴木雅之っぽい、不良っぽい、カッコつけるカッコよさといった「世界」ですかね。それがサマになっているから、エンターテナーなんですよね。

 

ライブで驚いたのは、今年が本人が68歳になる年だと語っていたこと。コアなファンには周知のことだろうけれど、私のような人には「そういえばそうかもね」ぐらいの関心。でも、考えてみれば「ランナウェィ」は1980年のヒットだし、それから44年だよ。当時24歳だとすれば、そういう年齢になっちゃうよね。みんな年を取るんだ! 

 

ステージでのMC(曲の間のスピーチ)で、今回のライブのタイトルの意味を明かします。ステップ1とは今年のツアー、ステップ2は来年のコンサートのこと、ステップ3が「古希」の70歳になる年のステージなのだそうで、「3年続けて見に来てよね、聴きに来てよね」という「ちゃっかりな意図」が込められているのだそうです。

 

そうか、こうやって、コアなファンを引き付けるんだ。うまいなあ! 私の誕生日は7月上旬なのですが、6月定例議会が終わった先週、後期高齢者医療被保険者証が郵便で届きました。保険証の切り替えは誕生日なんですよね。シビアだな! そうだ、そうして、喜寿に、なるんだ。

 

2024年の半年が終わりました。今日から後半の7月です。あああ、早いな、また一つ年を取るんだ、、、、、、、