本日は、なっちゃんの参観日でした。
何とも素敵な授業でした~
道徳の授業だったんだけど、
『しあわせ』についての話し合い。
~明るく生活していくことについて考えよう~
というテーマ。
『しあわせ』という本を先生が読んで
それについてあなたはどっち?それはどうして?
といった具合です。
例えば、
『しあわせってなに
勝つこと
それとも
ベストをつくすことだろうか』
『しあわせってなに
つぎつぎと成功をおさめること
それとも
できないと あきらめていたことを
やりとげることだろうか』
さて、あなたはどっちですか?
わたしも1時間ずっと考えてました。
『しあわせ』について。
ひとそれぞれ『しあわせ』って違うと思うの。
十人十色でみんなそれぞれ違った個性だから。
でも…どこかで繋がっていたいなぁと思いました。
そもそも『しあわせ』ってなんでしょう?
物?いや、感情?…う…ん。
わたしは
ココロに感じるポジティブな感情でもあるけれど、
時にはカタチにもなりうるもの、
そして、
人と人をつなぐものでもあるのかなと思いました。
どんな時にしあわせを感じますか?
しあわせの感情。
うれしいとき、たのしいとき、満足したとき…
でもそれを感じる時って、 側に誰かいてくれるから
何かそういう対象物があるから
そういう感情が湧き出てくると思うの。
たったひとり、何にもしないでそんな感情は
湧いてこないはず…
ひとりで出来たという達成感は、自分ひとりぼっちで
喜んでも うれしいけれど、なんだか空しいかも。
でも、誰かが認めてくれたらうれしい!に変わる。
そして、
人からこんなことをしてもらってうれしかった!
だから、今度はわたしが誰かにおすそ分けしよう!と
思う気持ちがしあわせなのではないかと。
そう、この間悩んでいた『愛』にも似てると思うんだ。
そうやって、しあわせが人と人を繋げていく。
しあわせがつながっていく。
そして、
本当はただ生きていることがしあわせなんだろうね。
ただ生きているだけではしあわせと感じにくい
かもしれないけれど、
この『ただ』生きているの『ただ』の中には
たくさんの人が詰まっている。
たくさんの人がわたしの存在を助けてくれている。
ひとつのお洋服を着るにも、
このお洋服のデザインをしたのは誰?
誰が縫製したの?
誰がお店に運んで、誰が売ってくれたの?
じゃあ、それを買うためのお金はどうやって手に入れたの… と。
まぁこんな感じで、ただただ生きているだけでも
たくさんの人や物と繋がっているわけで…
う…ん、うまく伝えれないけれど、
一人より誰かとココロが繋がっている時って
しあわせだと思うんだけどなぁ。
一人でのんびり誰にも邪魔されなくているのがしあわせだよ!
って 言われちゃったらそれはそうかもしれないけれど…
『しあわせ』とは、人と人を繋いで
ココロや魂がキラキラと輝きだす 愛のような存在。
いや、
単純にポジティブな気持ちの塊と言った方がいいのかな(笑)
みなさんはどう思いますか~?
さて、授業の最後に
『しあわせ』って何?
●●することができること
それとも、
●●することができること
こどもたちはたくさんのしあわせを表現していましたよ。
そして、どちらが正しいという答えはないです。
ちょっと見方を変えたら、世界が変わってくるよ!
しんどくなったときに、ちょっと視点を変えてみて!と
先生は こどもたちに伝えたかったようです 。
この1年、わたしもこの担任の先生を通していろんなことを学ばせてもらいました。
先生は『本当にあ。という間の1年でした』と
おっしゃっていたけれど、
わたしにとっては『まだこの先生なの…』って
思うくらい長く感じて ました。
学校のことは先生から学ぶのだからなるべく
口出ししないで、 こどもたちの指導は先生に
お任せするのが正しいとずっと思っていたけれど、
先生だって人間なんだから間違ってることは
ちゃんと指摘しなきゃいけないんだと気づき、
先生に意見をしたこともありました。
でも、だからと言ってその先生のことを悪く
思いたくなかったし、
今も悪くは思っていません。
いつも授業参観は素敵だし、
わたしたち親に対しての接し方は
素晴らしいんです。
ただ、こどもたちは親に接するのと
わたしたちとは違う!
いつもやらされている感満々で、
諦めて従っているといった感じで…。
先生がわたしたち親に表現してきたことが
すべてかもしれないし
本当なのかもしれない。
それとも
子供たちが言うことが本当なのか。
もしかしたら、こどもたちは初めに
出来てしまった先生との溝によって、
ネガティブなココロでしか先生のことを見れずに
先生のすること言うこと何に対しても
否定的な受け取り方しか
出来ていなかったのかも。
例え先生の表現が嘘だったとしても
否定的な態度をとるんじゃなくって、
そこから学べることがあるから、
いまこの担任なんだ!
これが先生の愛の表現なんだ!
という気持ちをこどもたちが持って
ポジティブに過ごせてたら
もっと素敵な1年になっていたのでは
ないかなぁとも思います。
ま。こどもたちにそれを求めるのは
難しいかもね
あと26日。
しあわせなクラスで素敵な思い出を
つくってほしいです。
今日の参観では、一人ひとりの個性が
ぴょんぴょん楽しそうに
踊ってましたよ