フォームにファイルが添付されて送信された場合、ブラウザはファイルを”multipartメッセージ”の一部として送信する。

multipartは、メールにさまざまなファイルが添付されている場合でも1つのメッセージとして送信するためのフォーマットとして開発された。
multipartメッセージが送信された場合、サーバ側で何も考えることなくクライアントから送られてくるストリームを受信してファイルに書き込んでしまうと、そのファイルには本来受信すべきファイルの内容ではなく、multipart形式のデータがそのまま書き込まれてしまう。

そこで、multipartパーサが必要になる。
しかし、そのようなパーサを最初から開発するのは結構大変。
けれど、コミュニティで既に有用性が試されているサードパーティのformidableモジュールを使って、multipartデータからそれそれのファイルを抽出することもできる。



Nodeクックブック p.37