ケイ、初バイト!

(採用おめでとう!なんて空気はなかった( ; ; ))


そして、もちろん送った。(ミクの高校よりは近いのに。。。)

帰りはバス停を教えてあげたから自力で帰ってくるはず。


集合時間よりかなり早く着いてしまって誰もいないから、しばらく車で待機。

車で送ってもらったとバレたくないからと、少し離れたところ(大きな道路を挟んで反対側)で、車を止めてた。集合時間ギリギリに、反対車線側に移動して欲しいと頼まれた。


少しすると、一人爽やかそうな若者がやってきた。ここが集合場所だよな?みたいにキョロキョロしながら、立ってる。


ケイに

「あの人もきっとここで作業する人だよ。感じの良さそうな人だし、一人でいるから話しかけてみたら?」

と、言ってみた。


「そんな、話しかけて仕事前に仲良くなっても、いざバイトが始まれば、違う班とかになって、一緒に仕事するわけじゃないんだ。仲良くなったって、意味ない。」

と、言われた。


あいかわらず、勝手に決めつける。

もちろんそうなる可能性もあるけど、同じ班になる可能性だってあるのに。

自分から高い高い壁を最初に作ってしまう。

もったいない。

まあ、人見知りなのは私も同じだからしょうがないか。


そして、集合時間になったので、少し車を移動してケイを降ろそうとすると、

「おい!何でこんなところで止めるんだ!もっと離れろ!送ってもらったとバレたくないと言っただろ!話聞いてたのかお前!」

と、キレだした。


「あーごめんね、そうだったね。もう少し離れるねー」と言って、また車を移動した。


本音は「じゃあ、一人でバスで来ればいいでしょ!送ってもらっておいて、どうしてそんなに上から言ってくるの?誰もあなたが送ってもらったなんか、気にもしてないし、見てもないよ。初対面の人ばかりでしょ?私だってこれでも離れてる場所と思って止めたんですけど!」


と言いたい。


でも、この気にしすぎる性格(特性)はもうどうしようもできない。

安心できる場所で降ろすしかない。


無事に降ろして、私は家に帰ってきた。


どうかな、、、。

倉庫内軽作業と思って申し込んだバイトなのに、想定外の引っ越し作業。

(そもそも本人は派遣登録なんて知らずに申し込んでた)


迷惑かけず働けてるといいけど。