ドラムのカウントから、ギターの大音量。
ベースの刻むリズム。キーボードのメロディーライン。
ピアノソロ8小節の後、ボーカルの私が歌い始める。
昨日、横浜のスタジオで、大学時代のバンド仲間が
およそ30年ぶりに集まった。
最後の解散ライブは21歳の時だった。
この30年、それぞれに生きてきた。
そのすべてが、なかったことのように、
あたしは21歳になってた。
自分が、シャウトしているその高音に、
自分が一番驚いた。
あっはっは!!あたし、歌える!!
「この曲を歌えるのは、やっぱりお前しかいないな。」
自動車メーカーで偉くなって、
「ガイヤの夜明け」にも出たっていう
大学時代は、おちゃらけ担当だった奴が、
ほめてくれた。
5時間があっという間だった。
そのあと、焼肉屋で、思いっきり酒を呑んで、
もっと歌いたいあたしは、みんなをカラオケに誘った。
ベース担当の奴が、歌が上手いって知らなかった。
30年前って、カラオケなんていかなかったよね。
カラオケボックスがなかったよね。
たのしかった、たのしかった、たのしかった。
本番のライブハウスは、6月23日。
その前にもう一回スタジオに入ろうぜ!!ということになった。
よっしゃ!!腹筋鍛えて、最高のパフォーマンス見せちゃうよ!!
唯一の独身だったキーボードの奴も、
4年前に結婚してた。
めでたい!
はじめ躊躇してたけど、参加してよかった。
ビバ!50さい!!