ご無沙汰しております。芋です。

『また書きます』とか言いながら、既に公演が終了してしまいました。

まだ空の気持ちも揺れているような五月、
皆様いかがお過ごしでしょうか。


もう一ヶ月半も前になりますが、
獣の仕業第五回公演
『せかいでいちばんきれいなものに』
無事終演致しました!
ご来場、ご声援、誠にありがとうございました。

かなり日は過ぎてしまいましたが、
私にとってとても特別な公演だったので、振り返ってみようと思います。

* * *

この作品、『3/11』テーマということで、
役者達個々人も、演出脚本の立夏さんも、何かしら複雑な物を抱えて、探りながらの公演でした。

不安と抱えながらの小屋入り。そして本番。


でも、劇場に足を運んでいただいたお客様の反応は、思っていたものよりとても大きかった。


尊敬する役者さんに『たいしたもんだ』と言っていただいた。

前の共演者さんが『この作品を見に来て、今日この作品に出会えて良かった』と言ってくれた。

信頼する仲間が『この芝居が似合っているから、この道を極めて欲しい』と言ってくれた。
『生きる為ではなく、芝居をする為に生きる姿は美しい』と漏らしていた。

演出家のお父様に『熱演でしたね』と言っていただいた。

応援してくださっている方に、『素晴らしかった』と言っていただいた。

いまとても、幸せであって欲しい人に『がんばったね』と言ってもらえた。

知らない人にたくさん声をかけられた。
ある人は私の小さなこだわりに気づいてくれた。

母がいたく感動していた。


他にも書ききれないほどたくさん、
大きな反響がありました。

観て下さった方に、何かを感じていただけた。
表現者として、これほど嬉しいことはありません。

本当に、ありがとうございました。

* * *

立夏さんは、私が関わってきた中で、
1番信頼している脚本演出家さんなのです。

もちろん、付き合いが長かったり、
初めて小劇場演劇に触れて衝撃を受けた物が立夏さんの脚本だったという要因もありますが、

私が関わってきた中で1番ということは、私の中では日本で1番、

ひいては、世界で1番、

好きなんです。


立夏さんの言葉や、
作ろうとしている世界観が、
すっと身体の中に入ってくる。

その時特に私は舞台で生きていると、感じる事ができるのです。


色んな舞台や演劇に触れて、
表現の方法、というものに少し迷いを感じていた時期でした。

やっぱり自分が信じられるものがそこにまだ生きていました。

本当に、この作品の一部になれてよかったと、思う作品でした。

立夏さん、そして獣の仕業の皆様、
本当にありがとうございました。

* * *

長くなりましたが、これで、振り返るのはおしまい。

そして、しばらくお休みいただきまして、次の舞台は8月に決まりました。
また次の光に向かって、歩いて行きたいと思います。後日お知らせさせていただきます。


ひとまずは、
『せかいでいちばんきれいなものに』に関わった全ての皆様に、
愛と感謝を、込めて。

photo:01


せかいでいちばんきれいなものに/蜂子

* 水川美波 *
Twitter @mimo_imo