先日、モルモットの性別判断の時に、うんちのかたちを参考にするという話を書きましたが、
やはり医学的にもその違いがあるという報告があるようです。
オスのバナナのうんちは、睾丸の形に圧迫されるとの説が・・・。
しかし、去勢済みでもバナナの形だったり、未去勢にもかかわらず、あまりカーブを描かないメスのようなうんちをするオスもいます。やはり 個体差はあるようです
特にメスのような俵っぽいうんちをする子は、牧草をあまり好まない子に多いといわれているそうです。 たしかに牧草をたくさん食べている子は、うんちも大きくてしっかりしてますからね・・・
メスは俵型なだけでなく、オスより短い糞をします。
オスのうんちは3cmくらいありますが、メスはその半分くらい、1.5cmくらいのうんち。
ちなみにうさぎさんの場合、バリウムを飲ませると、腸の出口(肛門)よりずっと手前から、うんちの球状をかたどっているそうです。
これらから推測すると、腸で糞を形どる際に、オスとメスの内臓の違いから、長さが保たれるのがオス、細切れにかたどられるのがメス、そして肛門から排出される際に、オスはその長さゆえにバナナ型になる・・・と言えるのだとか・・・。
わかったような、わからないような・・・
ちなみに、このうんちですが、個体差はあるものの、モルモットの場合、一日に約150~200粒くらいはするようです。
うさぎさんもうんちをたくさんしますが、1.2kgのネザーさんくらいで、300~400個くらいはするようです。ロップさんや、ジャージーウィリーの子で500個くらいするなんて子も。
我が家では、うさぎのアポロンとスキニーのアドニスが、断然うんちの量が多い印象です。
よく食べるからね~。
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
そして、自分でうんちを食べる「 食糞 」 も行います。
食糞はとっても大事なことで、食べているうんちは、「 盲腸便 」 と言われています。
盲腸便は、盲腸内の細菌により合成されたビタミンBなどが含まれている糞のことで、栄養がたっぷりのうんちなのです。
うさぎやモルモットたちは、このうんちからビタミンBやタンパク質を摂取して、再度消化吸収を行い、栄養素を取り入れているのです
いわゆる草を主食とする草食動物は、栄養価の低い草から栄養を吸収するため、消化器官が巧みな進化を遂げてきたというわけです。
盲腸便は、ふつうのうんちと比べると、軟便でやわらかいうんち。
通常は、すべて食べてくれるのですが、もし、下痢やお腹の調子が悪くもないのに、この盲腸便らしきうんちが食べ残してあるようなら、栄養過多になっているかもしれません。
ペレットやおやつが多くないか?牧草をしっかり食べているか?など、食生活を見直す必要があります。
うんちを日々観察することで、健康状態を把握したり、今まで気づかなかったことに改めて気づかされたりすることもあります。うんち、侮れません・・・
・・・あまり、うんちうんちと話をしていると、アテナちゃんに怒られるので、今日はここまで。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました