結婚して愛する人が隣にいるのに、
私はどれだけ寂しい夜を過ごしてきた
のだろう。
くっつきたい。
肌に触れたい。
愛し合いたい。
レス解消したい。
そんな風に思って眠れない夜が
数えきれないくらいあって、
いつもどこか虚しくて、寂しかったな。
結婚してからの夜は、
そんな記憶しかないんです。
寝そべっても寝付けず、
近くで寝る夫のいびきを聞きながら、
右を向いたり左を向いたり…
何度も体勢を変えて、窓の外に目を向けると、
そこには、美しく光り輝く月が!
月が綺麗ですね。🌕
死んでもいいわ。
私達の結婚生活は、
これとは程遠いものだったな、と思う。
夏目漱石が
「I love you 」を「月が綺麗ですね」と訳し、
二葉亭四迷が
「ваша(yours)」=あなたのもの
を「死んでもいいわ」と訳した。
対で使われる有名な言葉。
私は「あなたのもの」だったんだけどなぁ…
結婚して、
「あなただけのもの」になったんだけどなぁ…
私はもう、それでよかったんだけどなぁ…
夫は「死んでもいいわ」なんて、
一生返してくれない相手に、
「月が綺麗ですね」と囁き続けていた…。
この衝撃!!
お互いこの人だ!と思って結婚したのに、
なぜこうなってしまうんだろうな…
Not yours あなたのものじゃない。
↓
死にたくないわ!!
↓
貴方一人で○んで下さい。
↓
同じ墓には入りません。
生きている間は自由にならなくとも、
死んだら自由になりたいと思う女性が
増えているらしい。
死後離婚
気持ちはわかる。
これからもっともっと増えていくだろうな、
と思う…