私(50代)が若かりし頃って、
まだネットどころか、携帯もなかった時代。
今でこそググれば何でも調べられるけど、
当時のエロ情報って、雑誌が全てでした。
男性は、それに加えてエロビデオでしょうか。
ところで皆さんは、
膣という器官は、
鈍感な場所である
という事実をいつ知りましたか
男性の敏感なペニスを
鈍感な膣に入れる。
それがどういうことなのか
ってことです。
前戯もそこそこに、
挿入後すぐに喘ぎ出すエロビデオ、
挿入後すぐに喘ぎ出す風俗嬢。
おかしいと気づきます。
でも、そういうものを見て、
現実もこうだ!と思い込んでしまうと、
男は、彼女(妻)は不感症だ!
面白くないと思い、
女は、私の体がおかしいのかも?
と不安になると思うのです。
性病やコンドームだけでなく、
間違った知識を正すことこそが、
真の性教育だと私は思うのですが、
学校にそこまで教えろとは言えないし…
家庭で教えるとしても、
親に正しい知識がないとそれも難しい。
女医さんのブログ
風俗嬢の方々のブログ、
AV男優や女風からの情報発信、
YouTubeなど。
今の世の中、ある程度正しい知識を簡単に
得ることができるのに、
それを本当に必要とする人には届かない。
思い込んでいれば、
わざわざググることもないし、
自分の欲しい情報しか検索にかけない
ネットというものは、
自分の都合のいい情報だけを信じ込み
やすい。
夫が風俗狂いになって、
こんな悲惨な思いをさせられて痛感するのは、
セックスや男女の体の違いについて、
案外、皆、無知なのでは
と思うこと。
それは、男性側がエロを求めているくせに、
自分の彼女には清楚を求めるという矛盾や、
男の遊び(風俗などの女遊び)を女には
知られたくないという身勝手な考え、
風俗が蔓延る日本の現実を、
良くないと思うのは女側だけであって、
男性はこのままでいいと思っていることなど、
色々な要素が絡み合っているのだと思うのです。
知識が正しいかどうかより、
男性はより刺激的で、エロくて、
自分が楽しければいいと思っている。
結局、男性は例え演技であっても、
楽しいから別に困ってないのです。
性をタブー視せずに、
女性も性の知識をつけ、
もっとオープンに話し合えるような
世の中になることを願います。
勘違いの上に成り立つエロなど、
まやかしでしかないし、
妻にバレ、夢から覚めたら、
ただただ虚しいだけ。
騙されて長い間詐欺に遭ってた、って
くらいの不愉快な思い出に変わる。
当時、
自分のプライドを満たしてくれた風俗は、
今では、
自分のプライドをズタズタにするものでしかない。
夫は今、心底後悔していると思います。