夫が不倫や風俗など、
明らかに悪い事をしたのに、
妻が望むような話し合いができずに、
激怒し、モラハラしてくる場合…。
恐らく、初めてこういう目にあった人は、
恐ろしくなるか、ドン引きしてしまい、
追及をやめたり、諦めたりするのではないか
と思うのです。
泣き寝入りです。
私もこれが初めてだったら、
そうしたかもしれません。
私の場合、結婚半年で似たような状況に
なり、大喧嘩に発展。
その時、夫は同じような行動を取っていました。
怒りを露わにし、
ビールの入ったガラスのコップを
歯で噛み割った…。
普通じゃないですよ。
エキセントリック。
口の中にガラスの破片が入ってるんですから。
あの時、ものすごくギョッとしたのを
覚えてます。
私の目には、すごく危ないヤツに映りました。
会社から帰ってきても、不機嫌な夫は、
ゴミでも見るような目で私を見ていた
ことを思い出します。
完全にオレ様です。
オレの方が偉いんだ、とは言ってませんが、
そういう圧をかけてきました。
何度も話し合おうとしましたが、
穏やかな話し合いとは程遠く、
夫は不快感を露わにし、ムスっとして黙り込み、
口を開けば、義母の味方をして、
私の批判を繰り返す。
夫と義母が明らかに悪かったのに、
絶対に謝りません。
もう、これ以上話し合えませんでした。
私は、鬱、パニック障害、不眠症を発症し、
「離婚してほしい」と言いました。
「ああ、いいよ!
お前がそうしたければ、オレはいいぜ!」
(💢キレる)
一見、私の思う通りに事が運ぶセリフのよう
ですが、
そうじゃない。そうじゃないんです。
自分から絶対に折れないし、謝らない。
そんな風に追い込んだのは自分なのかも
しれない、とも思わない。
お前がしたければ勝手にどうぞ。
オレは悪くない。というスタンスなんです。
選択権を私に渡しているようで、
全てを私の責任にしたいだけなんです。
お前が離婚したいって言ったから、
オレは言う通りにしてやった、なんです。
この時、まともに話し合いができていたら、
今のこの件はなかったかもしれません。
問題を先延ばしにしてしまっただけ、
なんだと思います。
でも当時は、どんなに話し合っても、
夫はわからなかった。
夫には理解できなかったと思うのです。
それもそのはず、
私もその時に、夫のそれが
モラハラだとは気付けなかったからです。
10年のお付き合いで出来上がっていた
夫のイメージとかけ離れ過ぎていたから。
お互いに若すぎて、未熟で、
解決の仕方がわからず、
結局、話し合えば話し合うほど、
離婚になっただけだと思います。
あの時の大喧嘩から、
夫の風俗通いが始まっていますので、
今回は、絶対に引くまいと決めていました。
どんなに脅されても、威圧されても、
モノを壊されても。
夫が暴れたければ、
気が済むまで暴れればいい。
そう、どこか冷めた気持ちで見物していた
ようなところもあったと思います。