今週は妊娠16週の妊婦健診でした。
「今日はちょっと、お時間頂いて、エコーじっくり見ますよ」
先月、早ければ性別が分かるから見てみようって言われていました。
わたしは重症複合免疫不全症(SCID )の保因者なので、男の子だと重症複合免疫不全症を発症する可能性がある。
そうなると地元の総合病院では産めないので、息子のお世話になっている病院の分娩予約を取らないといけない。
今回は学生さんも同席していました。
助産師さんが一発で心音を当てて、
いざ、産婦人科医がエコーで赤ちゃんを見る。
まずは大きさや、手足があるかの確認をして、
いざ、赤ちゃんのお股へ…
お尻の下からエコーを当てて、
拡大・拡大・拡大
そして、4人で食い入るように見る…笑
赤ちゃんも、将来こんなにもマジマジと大人数にお股を凝視されたと知ったら驚くだろうに。
結構時間をかけてよーく見たが、
わたしはイマイチよく分からなかった。
あるようにも見えるし、無いようにも見える。
なんせまだ10センチの胎児。
通常なら性別など見ない週数。
ただ、そこはベテラン産婦人科医の先生。
んー、女子かな。と。
えー!先生これで分かるのー!?
16週でもハッキリと見える事もあるんだけど、今回は見えずらかったとの事で、一応女子ってことで確定はせず、来月に持ち越しになりました。
たしかに女子だと、地元で産めるし、女子を育ててみたいってら気持ちもあるんだけど、
なんだか赤ちゃんのエコーまじまじ見てたら、やっぱりどっちでも全然構わないなーって思った。
いや、病気で産まれる事は確かに悲しいし、手術も移植も必要だし、命の保証はないから、病気では無いに越したことはない。
そうなんだけど…
結局はどんな子だって可愛いし、愛おしいには変わりないし、病気であってもまた家族力を合わせて乗り越えればいいんだって、
赤ちゃん見て改めて思いました。
そして、
てっちゃんは、少し言葉が増えました!
今日は救急車を「ぴー!ぽー!」と何度も叫んでいました。
諭せば我慢も少しずつできるようになってきました。
お医者さんごっこが好きです。
聴診器でパパを診ます。
悪いところありすか?と聞くと、うんと返ってきます。
どこが悪いんですか?と聞くと、真顔で頭を指差します。
因みにわたしの妹は、お尻が悪いそうです。
幼稚園のプレでは、席に座って活動できているみたいで、週に2日笑顔で通えています
そして、先週の日曜日に生後1000日を迎えられました。
同じ産院で同じ日に産まれたお友達とお祝いしました。
健常児と難病児だけれど、ずっと繋がっています。
息子の病気の事を理解してくれて、産まれてからずっとお友達でいてくれて、病院に会いにきてくれて、いろんな話をし、特別扱い無しにてっちゃんと触れ合ってくれる。
そんな友達家族にとってもとっても感謝です。

