幼稚園の時 欲しかったキラキラのサンダル
勇気を出してねだってみたけどお母さんに
「これは足痛くなるから違うのにしよう?」
と言われて普通の合皮のサンダルを
買ってもらった。
ある日お友達がキラキラサンダルを
履いていてとてもとても羨ましかった。
小学生低学年…中学年になっても
まだ欲しかった。
けどもう親には言えなかった。
高学年…もうお小遣いで買える頃には
すっかりと忘れていた。
…時は過ぎ、ムスメ4歳。
「コレ欲しい!!」
目の前にはキラキラのサンダル
あぁ…蘇る あの日の想い…。
そのピンクのキラキラの安っぽい
ビニールサンダルは今の私の趣味ではないし
ムスメの服に特別合うとも思わなかったけど
すぐに試着させてレジに向かった。
ムスメは頬を紅潮させ嬉しそう。
けどそれ以上に私は嬉しかった。
満足だった。
幼き日の想いが昇華した春の日。
こんなに装飾品はついてなかったけどね!
あと家の中で履きまくるのはやめてね。笑