明日,患者様が1人退院されます.
この4月に医者になったばかりの1年生研修医と一緒に担当した患者様です.
患者様が,入院して,退院されると
その入院経過をコンパクトにまとめて
サマリーという形で記録しなければなりません.

ボク「退院時サマリーをワープロで書いてや」
1年生「フォーマットはありますか?」
ボク「ボクらの“科”用のフォーマットはあるけど,キミは,外科系希望やろ.外科系のフォーマットは持ってないわ.」
てなことで,外科に「外科系フォーマット」なるものがあるのかどうか
外科の病棟に行きました.

ボク「外科系にサマリー用のフォーマとはありますか?」
外科の先生1「そんなのはありません.」
外科の先生2「外科は,“絵”を多くかかなあかんので,手書きの方が便利なんです.」
外科の先生3「でも,なんでみゅう先生そんなこと聞きにきたん?」
ボク「1年生の研修医が,外科か外科系を考えてるってことで,退院時サマリー書くときに,もし外科系のフォーマットがあるなら,はじめからそんなのに書くようにしたらエエんやないかと..」
外科の先生3「その“外科”か“外科系”かがものすごく重要なんですが,どっちですか?」
とそのコトバに周囲にいた5,6人の外科の先生方が一斉にこちらを見ました.
完全に,蛇ににらまれたカエル状態です.
ボク「いやぁ,そのヘンは,はっきり聞かなかったんですが,○○○○先生(研修医のフルネーム)って言うやつで,そのうち,外科もローテートすると思いますので,締め上げてやってください.」
と言い残し,後ろも振り返らずに外科病棟を後にしました.

世間では,産婦人科や小児科の医師不足が強調されていますが,
一般外科もかなりハードで,
希望者はそう多くはありません.
一瞬の殺気に,外科の実情を垣間見た気がしました.



自分たちの病棟に戻って,1年生クンに
みゅう「これこれこうで,外科系のフォーマットって無いねんて.」
1年生「えぇ!フォーマット無いのは,わかりましたが,ボクは7月から外科なんですよ,締め上げられるやないですか.」
みゅう「外科に行ったら3ヶ月間は,『外科に行くつもりです』と言うとけ.次の3ヶ月は『次に回った科に行くつもりです』と言うとけ.特に,なり手が少ない科は,振られ慣れてる(研修医がローテートしてる間に気が変わることが多い)ので,それほど禍根は残せヘンはずや.『2年生になって気が変わりました』はアリや.」
とアドバイスをしておきました.
彼はいったい何科に行くのやろう.

コメントありがとうございます.
またまた,ずいぶん放っとらかしにしてすみませんでした.
今日も,仕事はありますが,
現実逃避させていただきます.

3月1日くらいから

甘党さんへ
日記なんて長く続いたことがない
というより,
書こうと思ったことがないボクが,
2年以上も書き続けていること自体が奇跡です.
どう考えても,あと4年はムリでしょう.
アントニオ猪木の凄いところは,
スタッフに恵まれたことでしょう.
中でも,
「過激な仕掛け人」こと
新間寿 氏は数々のアイデアを出しました.
ボクもそのアイデアに踊らされた1人ですが,
アントニオ猪木の伝説の多くは,
彼ら優秀なスタッフの作り上げたモノでしょう.
しかし,そんなスタッフに対して,“求心力”のあった
アントニオ猪木は,凄いと思います.
自分へのご褒美は,
「他のヒトから見たらつまらないもの」の方が
“自分への”っぽくてイイと思います.
あの
とりぷるぶっきん グー の日は,
エド・はるみも真っ青でした.
放蕩息子を
「かわいい」と思うのは,
「好きな息子」が「放蕩」だった場合であり,
「嫌いな犬」が「放蕩」だったら,腹立つだけです.
今日,思い起こせば
「プリン・ア・ホ・モード」はおもしろくないで,
あの日は,やっぱり疲れていたのだと思います.
先週,我が家(パパを除く)は,鍋をしたようです.
夜遅く帰宅したら,その痕跡がありました.
ただ,“うどんすき”だったようで,
インスタントラーメンと粉末スープ+ゆで卵
は実現しませんでした.
ウワサでは,ボクの行けなかったコンサートは,それなりに盛況で,
“赤字覚悟”のコンサートでしたが,黒字で,黒字分は,どっかに寄付されたとか.
めでたし,めでたしです.
いつものことながらディズニーは“よくできてる”って感じです.
ニモはやや「お説教じみている」感は否めませんでしたが,
それを上回る完成度でした.

まろ~んさんへ
ブログ書いててつくづく思うのは,
“お笑いのプロって凄い”ってことです.
自分でも,たまには,自分のコトを
オモロー!
と思える日もあるんですが,
続きません.
おもしろいことが思いつかないときには,
もう,ブログなんて辞めてやる!
ってすぐ思います.
お笑いを“仕事”にしている方々は,ホントウに凄いと思います.
DAAAHを
「ジョジョの奇妙な冒険」と思うか
「1・2・3 だぁーーー」と思うかは,
自由だあぁぁー
♪DAAAH is freedom♪
数人の研修医に単位設定の説明の時
1・2・さぁん・4・う゛ぁう・ろぉく・7単位
なんて,ネタで言ってみましたが,
このネタ,患者様には実戦投入していません.

才蔵さんへ
ありがとうございます.価値観が似ている(とボクが勝手に思っている)才蔵さんに,ブログを続けるように言っていただくとホントにウレシイです.
才蔵さんが欲しくなったのは
ATOKのオプションですか?おすすめします.
放蕩犬ですか?おすすめしません.
プロサッカー選手の何人か(それが誰だか知りませんが)は,
絶対,「キャプテン翼」が無かったら,サッカー選手になってなかったと思います.

YHさんへ
○○だより,失っちゃって
P9の下の後ろから4番目の先輩を見ることができません.
じつは,辛抱たまらず,○○だよりで見かけた大先輩に,
先日診察場でお声を掛けさせていただきました.
「悪いことはでけへんなぁ.はっはっはっ」
と笑い飛ばしてくださいました.

こりん星人さんへ
あの有名人に気づけたのは,こりん星人さんのアドバイスがあったからこそです.すごく得した気分でした.
3月13日の記事 でイチゴのケーキを載せていた理由は,ブログを書いていたら,酔っぱらったN子が,
「イチゴケーキを作ったんやけど,上手やろ?」
とからんできたので,
「上手!上手!ブログに載せとくわ!」
と,酔っぱらいを“いなす”ために載せた写真で,
本文とは,なんの関係もありません.

9日を忘れないさんへ
他の本はわかりませんが,「ホームレス中学生」は,必ず読もうと思います.
「自分ががんばれば(死んだ)母親も喜んでくれるはず」
という発想はボクにもありましたが,
「自分が有名になれば,母親まで褒めてもらえるかもしれない→自分の母親を世間のヒトに認めてもらうために,ガンバル」という発想は,ボクにはありませんでした.

はわいさんへ
患者様は“体調”が悪いのですから,多かれ少なかれ,精神的にも“疲れて”おられます.
その“心の疲れ”も含めて,対応しなければならない.
というのは,ボクらも頭ではわかっているつもりです.
ただ,勤務医が,心が折れて,勤務医を辞めてしまう→医師不足の理由の一つは,
「忙しい」や「尊敬されない」や「お金持ちになれない」などではなく,
「わかってもらえてない」ってコトではないかと思います.
ご飯食べずにずっと仕事,旅行をドタキャン,コドモの相手ができない,コンサートのチケットを買って行けなかった等々.
お一人の患者様にとっては,1度の出来事も,勤務医は,けっこう,プライベートを犠牲にしているコトもあるなんてことを,「目の前の患者様には,関係ない」と考えて,グッとガマンしているところに,
(医師が)謂われのない(と感じる)誹謗中傷を受けると,ホントウに気持ちが切れそうになります.
医師がみんなイイ人間とも思いませんが,悪い人間ばかりでもないと思います.
かなり辛抱して働いている可能性もあると思っていただければ幸いです.

インスリン部長さんへ
SPのスペシャル見過ごしましたが,
何人かから聞き取り調査をしたところ,
「毎週見ていた人間には,見る必要がなかった」
とお聞きし,ホッとしています.
3の倍数でアホになるネタは,
詰め所で,研修医や看護師さん相手にはよく使うんですが,
患者様や,年配のドクター相手には,
スベッた時の光景が脳裏をよぎり,こわくて使えません.

nienyaさんへ
「いまさら聞けないことセミナー」の
「参加者共通のテーマ」を見つけるのは,ムツカシイでしょうね.
同じ教科書を読んでも,1人1人,役に立つ部分が異なるでしょうから.
nienyaさんが“食いついてくださる”ことを想定して,
記事を書きました.たぶん,nienyaさんの母校ですよ.
たばこ屋さんの前の道は,ここ数年で整備されたんだと思います.

teppeiさんへ
今週の「あ,安部礼司」は「ねるとん紅鯨団」のパロディーでしたが,あれは,ハマりました.
テレビの「ねるとん」はそれほど好きではありませんでしたが,
テーマソングと,ナレーションを聞いたらやたら懐かしくて,あの頃に戻りたいと思いました.
あぁ,年とった
今日は心に余裕のある一日でした.
ガソリンスタンドでパンクの応急修理を施しただけのタイヤを新品タイヤと交換し,
郵便局へ,書留を取りに行き,
その後,財布を買いに行きました.
今使ってる財布は,
ファスナーの布の部分が破れて小銭がこぼれ落ちます.

財布・バイク・腕時計・コンピューターなど
普段使う“道具”は,
デザインや価格には,まぁ~ったく無頓着ですが,
“機能”には,こだわりがあります.
財布の場合,
1)小銭入れが3つぐらいに別れていること.
ボクのクセで,小銭は,①500円,100円,50円②10円,③1円,5円
の3つのパーティションに分けて入れます.
これしとくと,支払いの時,早くなるような気がしてます.
2)留め金やマジックテープが壊れても,なんとか使えそうな構造になっていること.
毎日使う部分は,“留める力”が無くなる可能性があります.
それでも,財布を二つ折りにして使えば,なんとかお金が落ちなくてすむ形になっていることが望ましいです.
3)ズボンのポケットに入る大きさと形であること.
4)耐久性に優れていること.
です.
インターネットの通販などでは,上記の条件が確認できません.
というより,買う品物が決まっているときには,
通販で購入することの抵抗は少ないのですが,
「品物を選ぶ」時に,通販では,イマイチ満足できません.
お店に出かけても
1)から3)の条件にこだわると,購入対象になる財布は1種類あるかないかです.
上記の条件を満たせば,
「ブランド」,「さわり心地」,「価格」なんてまぁ~ったく気にもなりません.
今使ってる財布は,前の病院に勤めていたとき,前の病院の近くで買ったコム・サ・デモードでした.

まず,ユニクロに行ってみました.ボクの身につけている多くのものがユニクロ製です.
店員さんに聞いたら「財布は扱っていません」とのことでした.
その次に,数年前にできた,ショッピングモールでさがしてみました.
革製品専門のお店やブランド店など,いくつかの候補は見つかりましたが,
“候補どまり”でした.
この先,数日間で,
「今の財布が完全に壊れる」か「よい財布が見つからなければ」
買おうと決めるにとどめました.

その後病院に行って一仕事終え,
帰り道に,衣料品,雑貨,本屋,文房具屋などが,入ったビルが目につきました.
本屋で雑誌を買うためにそのビルに立ち寄りました.
そのビルに入っていた鞄屋さんに立ち寄ってみると,
ドンピシャの財布が見つかりました.
買うつもりだった財布より5000円以上安く買えました.
つくりがチョットちゃちい気もしますが,
関西人は,「高価な買い物をする」よりも「安く手に入れる」ことに
無上の喜びを感じるので,今日は大満足です.
今日は,朝から病棟へ顔を出して,
昨日の患者様の様子を見ました.
no problem
ついでに,
研修医が書いたカルテにいちゃモンをつけました.
これも仕事の一部です.

それから,バイクで,某薬科大学へ向かいました.
昨年から今年にかけて数ヶ月間,
ウチの病院にその薬科大学から学生さんが研修に来ていました.
その学生さんが
研修報告会ってのでプレゼンテーションするってことで
のぞきに行きました.
その大学には,始めて行ったのですが,
「山の上の方」
と聞いていました.
天気も良かったので,バイクで行こうと
インターネットで大学の位置を地図で確認しました.

知ってる道をまっすぐ行って,たばこ屋の門を曲がれば,後は一本道

のハズでしたが,
たばこ屋までは,すんなり行けたものの,
その道は「進入禁止」でした.

仕方がないので,
別の道を曲がって,山をずんずん登って行くと,
大学の建物は見えるのに一向に近づきません.
イヌの散歩をしている人に道を聞いたら,
だいぶ下山して,登り直さないとダメだとか.
ボクはバイクだったので,なんてことはありませんでしたが,
これを歩いてたらと思うとぞっとしました.

学生さんの発表は,
スライドがとてもキレイにできてて感心しました.
おまけに発表を見てただけなのに,
その学生さんの指導教官(教授)や
学長さんまで挨拶にいらっしゃいました.

両先生とも
「学生がお世話になりありがとうございました.」
とおっしゃっていただきました.
思い起こせば,学生さんの研究に関して,
いちゃモンばっかりつけて,
あまり建設的な意見を述べた覚えがありませんでしたので
少し心苦しい感じがしました.

午後からは,新しい枠組みでの
同窓会でした.
第2回目ってことで,未だよそよそしさが残っていますが,
少しずつ良い方向に向かっている気がしました.
今日は,テレビで
ファインディング・ニモを見ました.
外来で,来週の予習をしながらです.
予習は進みませんでしたが,
ニモは堪能できました.

その後,病棟に上がったら,
ボクの担当の患者様が気分不良を訴えておられました.
幸い,すぐに治まりましたが,
「こんな遅くまで仕事をされて」

患者様に勘違いされてしまいました.

あらためて,ニモに感謝です.
今日は,高校の恩師の“退官記念コンサート”がありました.
その恩師は,“体育”の先生でしたが,
趣味で,ギターを演奏されるそうです.
長年教職についておられましたが,
3月末で,退職されたそうです.

その恩師が,
“担任”という立場で,
初めてクラスを担当されたのが
ボクらの学年だったそうです.
ボクらの学年の同窓会にもご参加いただきました.
その同窓会の席では,
ボクらの同級生であるOクンとセッションも
披露してくださいました.
そんな恩師が,かねてからあこがれていた
ミュージシャンとのコラボを,
同窓生(先輩)がコーディネートされて,
本日コンサートを開くに至ったそうです.
参加する気は満々で,
先行予約済みで,入金も済ませていました.

しかし,夕方の時点で
病棟業務がたて込んで,
18:30開始のコンサートへの参加は
“怪しく”なっていました.
「仕事を明日に先延ばしすれば,コンサート参加は,可能か」
という思いが,
コンサート参加にギリギリ間に合う時刻に心をよぎったその時です.

院内電話が鳴りました.
「当直の○○ですが,いま,みゅう先生の担当患者様から,薬を使い間違えたから心配なので,今から受診したいとの電話が入りました.あと30分ぐらいで来られるので,アドバイスいただけますか?」
当直の先生は,専門外の先生です.
こんなケースはこう,あんなケースはああしてください.
などとお願いする方が,面倒くさくて,間違いの起こる可能性が高くなります.

その瞬間,コンサート参加は断念しました.
病棟の仕事をしつつ,外来患者様を待ちました.
結局来院されたのは,その電話から約1時間後でした.
患者様には,“今日”の対応のみならず,
薬を使い間違えたときの“考え方”や
薬を間違って使わないような工夫を
いくつかアドバイスして,ご帰宅いただきました.

恩師には,申し訳ない結果でしたが,
“入場料を振り込み済み”でよかったと思いました.
コンサートに行かなかったおかげで,
病棟業務を先送りすることなく済ませ,
ブログもゆっくり書けたので,今度恩師にお目にかかる機会があれば
お詫び申し上げるというよりは
グチらせていただくネタができたと考えておきます.



業務連絡
4月7日以降,ボクにmailを下さった皆さまに,
「送信先のメールボックスが一杯の為、送信できませんでした」
のエラーメッセージが送信されていました(mailは着信していました)が,
原因が判明しました.
一応,対策を講じたので,
ややこしいメッセージをお送りした
お詫びと
対策を講じたというご報告を申し上げます.
すみませんでした.
最近,“新入りさん”にいろんなコトを教えています.
でも,なんだか,のれんに腕押し感が否めません.
なぜなんだろうと考えたところ,
ここ数日,“知識”や“経験”はある程度伝えられた気がしますが,
“考え方”が伝わっていないような気がします.
「あ,安部礼司」で言っていた

○褒めてくれる先輩より,叱ってくれる先輩について行け
○後輩におごってあげて,
「お返しは後輩にしてやれ,そうやって世の中は回っているんだ」
○「がんばりすぎるな」

的な接し方はとうていできていません.
明らかにダメ先輩です.

情報はあふれている(病棟でもインターネット検索ができる)この時代,
集める気になれば,必要な情報は,数年前とは比較にならないくらい容易に手に入ります.
それだけに,“知識”が物を言うのではなく,
知識の切り取り方や,情報の使い方,整理の仕方など,
“考え方”が非常に重要になっている気がします.

ボク自身,要領の良い方ではありませんが,
新入りさんには,要領を良くするのに頭を使う(時間を使う)コトの重要性を
わかってもらいたいと切望しています.

ところで,
昨日は,インターネットで,全国中継の勉強会がありました.
いままで,数々の思い出をボクに与えてくれたメーカーさんの勉強会でした.
「ボクの専門領域(×××科)の薬」を
「ヨソの領域(△△△科)の専門医」が話をする
という企画でした.
講師の先生は,お話が上手で,わかりやすくお話しいただきました.
講師の先生は,聴衆がすべて,ご自分と同じ分野の先生であることを前提にお話を進めておられました.
少なくとも,“ボクの分野”の専門医が,質疑応答に参加することは,想定されていなかったと思われる“内容”でした.
話も佳境に入り,かなり思い切ったご発言をされました.
気は弱いんですが,気が短いボクには,とうてい,看過できない表現をされました.
プレゼンテーションが終わり,
質疑応答になりました.
全国ネットですから,「質問する」と意思表示しても,指名される可能性は低いと思っていました.
しかし,“運だけは強い”ボクのことです.
全国で一番に指名されました.

ご発表の中で,何カ所か,議論して論破できそうな論点は思いつきましたが,
そこで,弱気の虫が出てきました.
演者の先生と,ウチの病院のその分野の先生には親交があるのを知っていましたので,
「相手の息の根を止めにかかる質問はできない」
と自制し,開口一番
「○○病院で×××の診療を担当しておりますみゅうと申します.」
と怒った演技で質問を始めました.
フツウは,
「たいへん勉強になるお話をありがとうございました.」
など,社交辞令で始めるのが,常ですが,
あえて,その社交辞令も敢えて言いませんでした.
頭の中には
「本日は△△△科の先生のお考えがよぉ~くわかるお話を頂戴し,ありがとうございました.」
という,イヤミたっぷりなお礼のコトバも浮かんでいました,実際にはそのセリフも,言わずじまいでした.

質問の内容は,鋭くもなく,チョット意地悪めの質問でした.
さすがに,“空気の読める”演者の先生は,
「病院名」と「専門領域」と「ボクの口調」に敏感に反応され,
テレビ画面から,動揺の色が見て取れました.
お答えもボクの質問からは少しずれていましたが,
ボクの中では,ボクの真意が伝わったようで,大満足でした.
我ながら,この意地悪な性格は死ぬまで(死んでも?)治らないような気がします.
昨日は,ブログを書き損ねました.
思い起こせば,
一昨日(土曜日),17時に日直が終わってから
アンフェアを最後まで見ることもできず,
なんやかんやで,自宅にたどり着いたのは
午前2時でした.

「なんやかんや」の中には,
昨日(日曜日),退院予定の患者様の容態に変化がありました.
一昨日(土曜日)の22時の出来事でした.
その容態の変化のために,昨日(日曜日),午前10時に退院する前に
退院後の指導(退院後に指示を変更する)ハメになりました.
昨日(日曜日)は必死の思いで起床して,午前9時には,病院に到着しました.
患者様への指示の変更は無事間に合いました.

その後,研修医のカルテチェックです.
数日前に医師になったばかりの1年生と
4月1日からウチの科に初めて回ってきた2年生の研修医の書いたカルテです.
とにかく患者様にはご迷惑がかからないように
研修医の先回りしてミスの芽を摘み取らねばなりません.
この作業は,日に日に楽になる仕事ですが,
この先数日は,めちゃめちゃシンドイです.
その後,外来の予習を終え,
帰宅したのは16時を過ぎていました.
余裕で,「あ,安部礼司」を聞けたのは良かったのですが,
夕食後,ブログを書こうと思ったら,
コドモが,宿題をするのに,パソコンを使うとのことでした.
そこで,一旦横になったボクには,二度と起き上がる元気はありませんでした.

今日,二人の研修医がカンファレンスで,少し成長していたように感じたのは
ボクの欲目だったのでしょうか.
今日は日直(17時まで担当)でした.
「ボク」と「ボクのグループの若手二人」
は異なる“系列”の当直をしています.
ボクの当直は終わっても,
“仲間”の当直は終わっていません.
二人の当直デビューの日です.
別に,ボクが何の手伝いをするわけではありませんが,
テレビでアンフェアを放映することですし,
医局でテレビを見ながらダラダラしていました.
すると22時すぎに病棟から電話がありました.
「研修医が出した指示が不完全で,不明確です」
とのこと
もちろん研修医は帰ってしまっているので,
病院にいるボクが対応しました.
結局,アンフェアの最後の方を見そこねました.
これってアンフェアじゃね?
アンフェアにはアンフェアを
とは思いませんでしたが,
月曜日に研修医をこらしめてやらなくっちゃ.
と思いました.

まぁ,
アンフェアはウチにDVD(借りモン)があったので
実は,見たことがあったんで,22時以降,今に至るまで
落ち着いて仕事ができていました.

ところで
アンフェアは,警察を悪く表現しすぎてるところが気になります.
すべてフィクションと思えば,目くじらを立てることはないんでしょうが,
めちゃめちゃオモシロイ話だけに,
警察に不信感を持つ人間を作り上げないかなぁ
なんて思ってしまいます.

「踊る大捜査線」や「SP」も,
“上層部による現場への理解が足りない”
ことに対するやるせなさや不満が描かれていましたが,
アンフェアは,ストーリー性を優先しすぎて,
ボクの中の“勧善懲悪願望”とは,少しずれてしまう感じでした.
でも,この“違和感”も作者の意図かもしれません.