あなたの私にお尋ねになりたいこと、何でも私はお答えしよう。

・・・・・。

しかし、あなたは・・・やはり他の多くの人のように、よくお考えがまとまっておられない・・・様で、今回は私から親として思うところ、伝えたいこと等をお書きいただこう。

それでは、まず第一に、今の状況について語ろう。

先にもお伝えしたように、このあなた方の今までの状況は、お互いに欲の張り合い、お互いに主張の張り合い、そして・・・常に誰が勝つか、誰が主権・・・コントロール力、そして、手に物を一杯持ち得るか・・・等という考え方が主流としてある。

それが故に、地球の資源は元より、多くの地球の美しきものが徐々に失われ、地球のあるべき姿が徐々に変化が起こりつつあるのは・・・これは誰の目にも明らかで、よくご存じであろう。

しかし、大方の・・・ほとんどの人はうすうす、イヤ、かなりその事に気づいていても、何の手も打てないでいる。そして、相変わらずの生活態度、様式を続けておられる。
 

そして、その一方で・・・あなた方は、少なくなりつつある資源や、それらをコントロールしたり、多くの国の覇権ややり方を凌ごうとお互いに競り合っては・・・あちこちで摩擦や火花が散り始めている。

そればかりではない。
地球のあちこちにほつれが出て・・・今やそのほつれたるや・・・繕い出来ぬところまで近づいている。これは先に、何度かあなたによって伝えられては来たことでもあろう。

そして、その他に枚挙はいとまがない程、私の目には子供たちの・・・やりたい放題、自分たちの欲望を満たし合うための暴挙がつづいている。

そして、私の悲しみ、落胆はさらに大きくなり、地球は、今や最後の喘ぎという状況に陥っている。

親の私は、子供たちを見て、何とかしなければ・・・と思うのは、この世の親と全く違わない。

そして、考えた。

病によって鎮め、しっかり襟を正すべく・・・心を・・・そして身体の動きを鎮め、じっと立ち止まり、そして、静かに自分の周囲を見回し、どういう状態になっているのかをしっかり目に入れて欲しいと・・・私は今回の計画をやむを得ず、父としての責任・・・として・・・取るに至ったのである。

「神様って・・・こういう苦しみやネガティブなこともなさるのですネ・・・。」とあなたはつぶやかれる。

誠にその通りである。

父親は・・・子供が駆け回って遊んでいる所が・・・すぐ先に崖っぷちが待っていたとしてら・・・親はどうするだろう。

こっちに呼ぼうと注意をしても耳を傾けず、少しずつ崖っぷちの方に駆け回って行っているとしたら、親のあなたは何が出来るだろう。

石でも投げて多少の痛みを与えることでこっちを見てもらう、あるいは足を止めざるを得ない痛みを感じてもらうより・・・他はない。

それが今、なのである。

立ち止まり、何があなた達の周りに起こりつつあるのか、

今あなた達の状況がどんなに危ういものなのか、に気づいて、そして足をそこから遠ざけるためには・・・この・・・方法しかないのである。


あなた達は、今、ここでしっかり足を止め、周りを見回し、

自分たちがどんな所で、何をしているのか、そこはどんな所なのか・・・今、自分たちの足は何処を走り回っており、すぐ先には深い谷底が見えているのに・・・

早く・・・即刻、気づいてもらいたいのである。それでしか、あなた達の自滅を防ぐ道がない。

それでは・・・もっと具体的にどうすればそれを避けられるか、に移ろう。

あなたは思っておられる。

やがてワクチンや特効薬が見つけられ、何とか回復に向かう時が来るだろう・・・やがて皆ホッとして、また、自然に足が動き始めるだろう・・・と。

その通りではある。
しかしその間、それまでの間・・・皆の心、皆の態度、周囲への・・・つまり、地球自身への配慮、そしてご自分たちの暴挙にしっかり気づき・・・お互いに物を奪い合い、そして、誰がその物を先に手に出来るか、それを決められるか・・・「おまえは待っとれ!!・・」という大声があちこちから響き渡り・・・足を倒れた体の上に置き、動けぬように圧をかけて・・・いるような・・・あなた達の・・・親分、リーダーがあちこちに見られる。

何のための人生か。

何のための、色や形の異なる兄弟なのか。

何のための、衣服、その習わしの異なりなのか。

言語、習慣、そして挨拶の方法の異なり、

山々の風景、そして、人々の暮らしの様そう・・・。


私の手は皆の元に差し出されている。

いつでも・・・私を手を取りなさい。

私の手はあなた方を・・・そっと・・・解放し、すべてをゆったりとさせるだろう。

しかし、その前に・・・あなたご自身を見つめ直しなさい。

止まった身体の・・・手・・・足がどのようになっているか。

あなたの血走った眼(まなこ)は何を追いかけていたのか・・・。

しっかりと・・・ご自分を振り返り、そもそも、そこに滞在する目的は何だったか・・・

に思いを馳せなさい。


私は言うだろう。

「分かったか・・・?」

「思い出されたか?」

「反省は?」

「これからはどうするのか?」 (次のブログに続く)