アミーちゃんと枕を連れて実家に行ってきた!
オトウット夫婦への出産祝いを渡したいし、実家近くに行ってみたいミュージアムもあったので。
なんか凄いとこだったなー。
アミーちゃんが行きの車で
「実家行くけど今の心境は?」って聞いてきた。
アミーちゃんはまだアミーマッマと会えない。
会いたくない?のかな?
「実家に行くってより、ミュージアム楽しみだなって思ってるよ!」
って答えたけど、それで思い出した。
お母さんとの最後のLINEはなかなかヘビーな内容で終わった。
お母さんは長年しつこく宗教に誘ってくる。
最近は主に動画をLINEで送ってくる。
そういう時は既読無視するか、気が向いた時は「見ないよ!」と返信する。
ほんとしつこいなって思ってたけど、ふと、ちゃんと理由を言って断ってないってことに気付いた。
それでこの間また勧誘の動画を送ってきた時に
「宗教では同性愛が禁止されて罪になってるよね。アミーちゃんとの関係を否定される宗教は無理。」
と、ちゃんと返信した。
そしたら
「え?アミーさんはルームシェアみたいなのではないの?」
って。
え?!ってなった。ルームシェアで養子縁組すると思う?
でもわからない人にはわからないから仕方ない。
「違うよ!!」と送った。
そしたら
「性同一性障害は治るから大丈夫。」って。
治るってどっちに?!って思ったけど
「ちゃんと女性だと認識してるから性同一性障害じゃないよ!男性になりたくないし!アミーちゃんとは子供の居ない夫婦みたいなもんだよ。あ、夫婦じゃなくて婦婦だね(照)」
って送って、終わってた。
返信は無い。
それからもそれについての返信は無かったけど、どうでもよかったから忘れてた。
それで、「あ、私は親を完全に克服したな。」と確信した。
長い間ずっと怖かったけど。
ずっと恐れていた人は「よく喋る自分勝手な糖尿病の老人(母)」になった。
嫌になったら会わないし、この先の関係は自分で選ぶ。
そしてお父さんのことも思い出した。
小さい頃、お父さんの朝イチのトイレの音が好きだった。
チョロチョロじゃなくて、水量を誇るようなジョボジョボ音が延々と流れて、「なんて凄いんだろう!」と毎回感動した。
頼もしくカッコよく感じた。
映画「ラ・プロミッセ」の少年がただの寝たきり老人をお母さんに「カッコいい人が居る。」って報告するシーンで
(設定的に少年に老人を気に入らせたいんだろうけど、無理があるやん…)
て思ってたけど、「なんかカッコよかったんだろうな。」と、今、納得した。
いつも靴ごっこ(足首に巻き付いて座って靴になると歩いてくれる。)に付き合ってくれたし、組体操の飛行機とかしてよく遊んだ。
兄弟みんなお父さんのことをジャングルジムだと思っていて、よく登った。
会話をした覚えがないし、お母さんから「お父さんは本当に気がきかない。鈍感だし。だらしないし。喋らないから何を考えてるのかわからない。」っていつも言われてたけど、とてもいいお父さんだったのでは?と今は思う。
愚痴も言わず(喋らないから)40年以上働いてくれた。
原付に2人乗りでパチンコに連れてってもらったことがあったけど、その時は「パチンコ行ったことお母さんには内緒にしてね。」と喋った。
その後、タバコの臭いでバレて怒られてたけど。
長い間、親とのことだけじゃなくアミーちゃんの関係もなかなか上手くいかなかった。
何度も別れかけたし実際に別れた期間もある。
でも全て終わって、心穏やかに毎日過ごせて、ここ最近が人生で一番幸せだなと思う。
働きたくないって毎日思うけど、そう思えるのも健康だからかなとか。
いや、でもやっぱり働きたくない!!