ミミックが重度の腎臓病とわかって、補水の点滴に病院へ通うか、自宅で朝晩の1日2回やってあげるかの2択だった。
ミミックは病院が怖いから自宅でやることを選んだ。
アミーちゃんと協力して首にやったけど、嫌がるし首を少し触るだけでも怯えるようになってしまった。
辛そうにしてるわけでもないのにやる必要があるのかと考えて、止めた。
その代わり私達は強くあってしっかりミミックを看取る。
辛そうな様子だったら病院のお世話になるけど、それだけでいい。
そう決めて、立てなくなって水分もあまり取らなくなったミミックをベッドごとミニストップに運んだ。
ソフトクリームを食べさせてあげたかった。
ちょっとペロペロした。
帰りにシュークリームを買ってあげた。
ちょっと目に光が宿って食べた。
次の日はアイスをあげた。
ガツガツ食べて、1度にあげるのは心配だから少しづつを1時間おきくらいにあげたら1個完食した。
次の日もアイスを1個食べて、もっと欲しくてキッチンまで歩いてくるようになった。
食欲も出て、カロリーエース(食べたよ!ありがとう!)と犬用ミルクと卵豆腐を食べて元気にしてる。
枕とちょっとケンカしたり、日向ぼっこしたり、用も無いのにキッチンを見に行ったり出来るようになった。
そしてアイスおねだり。
仕事しながらミミックを思って泣いて、帰って横たわっているミミックを見て泣いて、夜中に立てないミミックをトイレに連れてって泣いて、朝起きて起きないミミックを見て泣いて、泣きすぎてアミーちゃんに体調の心配をされてたのが嘘のよう。
早々と土偶の目になったよ…
覚悟を決めてから戻ってきたミミックとの時間は夢みたいで。
元気な身体に産んでくれたミミックのお父さんとお母さんと、アイスを作った人に感謝が止まらない!!