わかったこと。これからのこと。 | アミーのブログ

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彼女と犬達との暮らしの日記。

先週は中性ボーイッシュ4人で久しぶりにごはん行って楽しかった。

定期的に誘ってくれるのっちありがと!

友達って絶対必要じゃないけど居たら楽しい。

たまには外の風を浴びるのもいいなーって思った。

大抵は、セフレが居て羨ましいだとか痩せてるけど胸は大きい子がいいだとか、実りのない話ばかり。

でも普通の話も一瞬したりするよ!

アミーちゃんとはどう?って聞かれて、ケンカじゃないけど悲しませてしまった話をした。


ツイッターで

『小学生の時に飼育係をしていて、ウサギが死んだから埋める時にエサをいれようとしたら、もう1人が「もったいない」と言ってビックリした。そうするのが当たり前だと思ってたから。』

みたいな内容の投稿について。

もちろんアミーちゃんはエサを入れてあげる側の気持ちで話してきたんだけど、うっかり

「もったいないって言った子は正しいよね。 」

と言ってしまった。

時すでに遅し。

「正しいってなに?!誰が決めたの?!」ってなって。

「いや…貧しい国もあるし…食べ物は生きてる者に与えるのが正しいかなと…」

「ここは日本だから!!」

みたいな。

「悲しい。」って。



その話をしたら、1人は
「思っても言わない方がいい。空気読んで合わせた方が人生が楽になる。」

また別の1人は
「思ってる事を言えないって良くないから、みんな思ってることを言えるような風潮になるといいよね。」

とか、それぞれ。


私は言葉が悪いけど分かりやすいように「死んだらゴミになるからエサを入れる必要はないと思う。」と言った。

そしたら「じゃあ雨もゴミになったの?」って聞かれて。

そして「そう。雨もゴミになって焼かれた。」

って答えてわかった。

こんなにずっと悲しいのは雨がゴミになったのを知ってるからだ。

虹の橋も渡らないし、いつか会えることもないし、お盆に帰ってくることもないし、向こうで幸せにやってることもないし、今更エサを供えてもなんの意味もない。

でももしそれらを信じられるなら、少しは救われるんじゃない?と思った。

ゴミになる真実は隠した方がいい。

だから昔の人は、空から見守ってるとか嘘をついて悲しい気持ちを誤魔化してたんだなと思った。

じゃなくて本当に思ってるのかもしれないけど。



うちは親がエホバの証人になってしまって「死んだら存在しなくなって塵に帰る。」って言われてきた。

でもハルマゲドンで人類が滅亡した後に楽園になってみんな復活するから大丈夫!

でも復活するのは神様を信じてる人だけだからね!信仰しようね!

っていうやつ。


だからお墓参りは禁止だしお寺も神社も悪魔サタンなんだって。

神様だけ崇めるべきだからそれ以外で手を合わせたらダメだって。

お守りもサタンの物だから捨てなさいと言われて、友達がくれたお守りを切り刻んで捨てた思い出。

一緒に行くはずだった京都の修学旅行が、うちが引っ越して行けなくなったからって郵送してくれたやつだったのに。

その時の感情は覚えてないからいいんだけど。

禁止ばかりで普通の生活がしたかったのは覚えてる。

一歩間違えば早めの山上容疑者になっていた可能性も。

人を傷つけたくないけど、なんとかしたかった。



高校と同時に家を出て実家の宗教強制から解放されたけど、なんとなく死んだら存在しない、ってのはしっくり来てそこだけはしっかり残ってしまった。

その他、自分で気付かないうちに染み付いてしまった非常識な部分もあるかもしれない。


復活する。まで信じられたら良かったんだけど、生き返って楽園で永遠に生きる、なんてね。ちょっと無理がある。

お母さんは復活を信じてるから、お父さんが亡くなって葬儀屋さんと色々決める時も興味無さそうで、全部1番安いのでいいです。骨壺も1番小さいので。って。

火葬が終わって骨壺を渡されても「いらない」って言うからとりあえず私が持ち帰った。

アミーちゃんに「お父さんがめっちゃ小さくなった。」と写真を送ったら

「お友達のうさぎの時に見たやつと同じだね。」って。

文字通り「命の重さは平等」でしたって話。






お母さんは特に悲しむこともなく。

何年も介護をしたからやりきった感もあるのかもしれないけど。

「次はお父さんが1番かっこよかった時の状態で復活してきて、また会えるから楽しみ。」

って言ってたから、良かったなと思う。

いいね。と心から思う。


いいでしょう。



…でもなんかずるっ!!私だけ損してなぁい?

復活は信じられないし、かといって亡くなった人や動物をどうやってその後大事にするのか教わってないし。

むしろそれは偶像崇拝になるから悪いことだと教わってたから。


アミーちゃんがお墓参りしたり仏壇にどらやき持ってったりしてるのをボーッと見てたけど、そういうのやってた方が良くない?

自分が死んでゴミになるのはいいけど他の誰かはやだ。

だからこれから私はアミーちゃんがやることをボーッと見てないで、理由を聞いてそれを信じて一緒にやっていくことにする。

クリスマスや誕生日もちゃんと楽しんでやれるようになったし、これからでも遅くない!

アミーちゃんもまだ部屋に引きこもって雨ちゃんに会いたいと泣いてたりするから、悲しくなくなる訳じゃないし楽になる訳ではないだろうけど。

お線香をあげたり花を飾ったりする気持ちが分かるようになるといいじゃない。

気持ちを共有できるっていうのはそれだけで救いだし。

そんな訳でこれからはアミーちゃんにかかってるからよろしくお願いしますね。

責任重大だね!



なんて話したその日の夜さっそく、宅配ボックスに入れてた雨ちゃんを出す夢を見た。

起きてすぐアミーちゃん言ったら「雨ちゃん帰ってきたね。」って。

そうなんだよ!きっとそう!