
またぼたんちんを襲うとやばいと思って
このちゃんをケージの中に入れたのですが
それがまずかった!
こんなに近くに来てしまいました。
ぼたんちん、すっかり動けなくなってしまって。
本当にガチガチになって
動かなくて、
何とおしっこをしてしまいました。
そんなに、このちゃんのことが怖いの?
このちゃん、何もしてないよ?
ぼたんはお外にいた時も急に他の猫に
襲われた時、
そして旦那さんが避妊手術に連れて行こうと
捕まえた時もおしっこを漏らしました。
怖いと出ちゃうんだね。
それと同時にそこまでこのちゃんのことを
恐怖に思っていることに
ショックも受けました。
でも私が落ち込んでる場合ではないです。
その日を境にぼたんちんのお顔から
笑顔が消えました。
我が家に来た時のように神経質な
鋭い顔に戻ってしまったのです。
せっかく心を開いてくれて
穏やかな顔になってきたのに。。
私に甘えている時もこの細い目に。
耳もイカ耳。
いつ見ても
やけに鋭い顔に。
ぼたんちん。。。
このちゃんとはもう永遠に会わさないほうが
いいかもと思いながらも
いや、それは違うでしょ。
このままじゃ一生ビクビクしながら
暮らさなきゃじゃん。
最初の3日くらいはこのちゃんを
立ち入り禁止にしましたが、
その後は襲い掛からないようにしながら
このちゃんがお部屋に来た時は
入れました。
私はぼたんちんに毎日のように
このちゃんはいい子だよ。
大丈夫だからと言い聞かせながらも
ぼたんとの時間をたくさん取りました。
ドアの外で、いれろーと
ドアをガリガリするこのちゃんの音に
怯えるぼたんちん。
くつろいでいてもこの顔。
目が輝いていないのです。
友達がこのちゃんの気持ちを
伝えてくれました。
このちゃんから伝わってきたものを伝えるよ。
このちゃん、ぼたんちゃんが雷くんや
しーちゃん(あと自分も)と同じ猫だと
思えないでいる。
ぼたんちん、白いでしょ。それも真っ白。
真っ白なことにまず違和感持ってるのと、あと、ものすごーく膨張してデーーッカく見えてて怖くてたまらないみたい。
怖くて攻撃してるみたい。
もともとビビリさんで、お父さん大好きで、お客様は苦手な子でしょう?
そういうそもそものこのちゃんの性格もあるだろうけど、とにかく、このちゃんの目には「なにあの物体!!!白いしおっきいしこわーい」
そしてあのオッドアイも怖いらしいと。
このちゃんがぼたんちんを
怖がってる。
最近の様子をみて、気に入らなくて
攻撃しているのかと思ったけど、
このちゃんがぼたんちんを襲っている時の声。
あれ、しーちゃんに怒られたり、
猫パンチをされてる時と同じ声。
高い声で長く泣く。
自分より大きいぼたんちんを怖がってる、
そういう感じも確かにある。
ぼたんが我が家に来てすぐ、まだ細かった頃は
このちゃん、結構近くにいました。
こんなに細く、すごく綺麗だったぼたんちん。
久々に見たぼたんちんが
大きくなっていたら、
怖がってもおかしくないです。
お友達に伝えてもらった言葉を胸に
ぼたんちんには
このちゃんは怖くないよ。大丈夫。
小さいし、本当は甘えん坊で可愛いんだよ。
お友達になろうよ、と。
毎日念仏のように何回もぼたんちんに唱え
このちゃんにも
ぼたんは怖くないよ。
ちょっとふっくらして大きいけど
お家でご飯をたくさん食べられるように
なったからなんだよ。
ケンカはしないし、
甘えん坊で優しい子なんだよ。
迎え入れてあげて、と。
とにかく毎日毎日言い聞かせてます。
このちゃんもぼたんちんも
見てる限りでは人間の言葉を結構
理解してます。
ぼたんちんは相変わらずこのちゃんがくると
逃げるけど
少しずつ少しずつ
穏やかなお顔になりました。
目も少しずつ開いてきました。
またリラックスしてくれるようにも
なってきました。
まだまだ前のようにはなってないけど
少し落ち着いたかなって思います。
そして、どういうわけか
おとーさんの足の上でおやつを食べ
おとーさんに甘えるそぶりまで見せ
娘は頭を撫でられるようになりました。
このちゃんとはまだまだだけど
確実におとーさんと娘とは
距離が縮まりました。
ぼたんちんに家族の思いはちゃんと
伝わっているようです。
このちゃんはあのゴジラになって
襲った日から
一度もぼたんに飛びかかったり
襲ったりしてません。
同じ空間で過ごせますように
ただただそれだけを
おかーさんたちは願ってるので
気長にみんなで頑張ります。
またまたとっても長くなりました。
お付き合いありがとうございました。










