働く30–40代女性の「理想のお部屋」をプロデュースするインテリアコーディネーターの小畑典子です
緊急事態宣言下のゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたでしょうか
私は、このゴールデンウィーク中に、全面デザインさせていただいた新築戸建の引き渡しを済まされたクライアントさまから、写真とともにご報告がありめちゃくちゃテンション上がりました
昨年8月の土地取得直後のまだ何もないところからお打ち合わせを重ねに重ね、間取り・内装デザインと全て一緒に考えてはや8ヶ月。クライアントさまはもちろん、私も完成を心待ちにしていたので写真を見たときはめちゃくちゃ嬉しくて感動しました
ということで、今日は早速クライアント様からいただいたお写真の一部をお見せしますね
まずはキッチン・ダイニングから。
キッチン・ダイニング背後の壁面は全面大胆なタイル張りに 吊り戸棚はなしにして、とにかくこのタイルが豪華に映えるようにしました
キッチンとダイニング
キッチンコンロ前などには、油汚れなどを懸念してキッチンパネルをつけるのが通常ですが、今回は、そこだけパネルにするのはダサいということで、それもなし。タイルだと、汚れたらすぐにゴシゴシこすれば落とせますので、問題ありません
換気扇もカッコよくブラックで。
✳︎キッチン メーカー:キッチンハウス
キッチンの面材は、写真では分かりにくいですが、ブラックの木目調のものになっています 前方のキッチンと、テーブルはグレーの石目を採用。
つまり、キッチンはブラックとグレーだけに絞ったとてもシンプルなデザインなので、その分、床から天井までのダイナミックなタイルが一層映えますね
お次はリビング。
リビング壁面も、キッチン・ダイニングの壁面と同じタイルです そして、TVボードもキッチンの面材と同じ素材で造り付けにしました。 天井に作ったクボみから漏れる間接照明の光が、大胆なタイルを浮かび上がらせるように設計されています
全面タイル張りのリビング壁面と
キッチンと同じ面材で造り付けたテレビボード
タイル メーカー→ヒラタタイル
リビング横の洋室は、黒い格子の透明なガラス戸に。 これ、特に北欧系のモダンな海外のお家ではよく見かけるやつですね
リビング横洋室は、奥様の書斎となる予定。
日中は、お家で一人になる奥様が主にこちらを書斎として使うので、家事を行うリビング・ダイニングとの繋がりを持たせ、かつ、
リビング・ダイニングから見ても空間の広がりが感じられるような工夫です
ガラス戸内側にはカーテンレールを設けてあり、カーテンを閉めたら完全に個室としてリビングからの視線を遮断することも可能というわけです
お次は、洗面室です
シンプルながら洗練されたデザインの洗面台に、こちらも洗練されたタイルを施しています。1階2階を、同じ種類の色違いのタイルにすることで、お家全体の統一感を持たせています。
2階洗面室
洗面室タイル
1階トイレ横手洗い
✳︎タイル メーカー→平田タイル
そして、トイレ
トイレは1階・2階ともにアクセントクロスを一面だけ貼りました。こちらのアクセントクロスは海外のもので、個性的な柄が一見難しそうですが、床を黒い石目調のクッションフロアに、他の壁面を全て白にしたため、柄がとても映え、高級デザイナーズホテルのような出来栄えとなりました
1階トイレ
2階トイレ
アクセントクロス メーカー →TECIDO
最後に玄関です
玄関入ってすぐの右手壁の一面がタイルに。このタイルは、リビング・ダイニングのタイルと実は同じで、色違いのものなんですね
洗面所・トイレのアクセントもそうでしたが、このように同じものを色違いで家の何箇所かでリピートして使うと、家全体に統一感が出て、一貫したその家のコンセプトが伝わりやすくなります。
例えば、高級ホテルを思い浮かべてください「どこを見ても素敵だな〜」と思えるのは、広いホテル内のどの空間にも一貫したデザインコンセプトがあり、それに沿った色使いやインテリアのチョイスがされているからなんですよね。
それをお家にも当てはめて考えてみると、こちらのクライアント様のように、お家だって高級ホテルのような空間に近づけることができますよ
というわけで、いかがでしょうか
私自身の大好きもたくさん詰め込めた物件となり、(もちろんクライアント様のご希望はちゃんと踏まえた上でです)
「もう、私が住みたい」
と思ってしまうほど素敵なこちらのお家、まだ、お引越しをされたばかりということで、これからインテリアが入ってますます素敵なお部屋となる予定です
こちらのお家のできていく過程を通して、他の方にも役立ちそうなポイントなども引き続きレポートしますので、楽しみにお待ちくださいね
✳︎クライアントさまデータ
T様邸
所在地:岐阜県
ご利用サービス:新築・リノベーションデザインサービス
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