梶田さん、ノーベル賞受賞おめでとうございます。


その梶田さんのインタビューで話題になった戸塚さん。


ノーベル賞に最も近い日本人物理学者と言われていた戸塚さん。

大腸がんで2008年に亡くなりました。

当時、晩年をつづったNHK特集を見て、学者とはこういうものかと思ったことを覚えて
います。

データがあるのに、それを解析しないのは、納得いかないと、自らレントゲン(CTかも
)から大きさを測定し、がんの経過を時系列のグラフにしていました。

自分のがんですら「そこに起こっている事実を知りたい」と思う学者魂。

最初は、抗がん剤がきいて腫瘍は小さくなるのですが、
何回目かの投与で、きかなくなってくる。
患者なら伏せてしまいたくなる現状も、冷静に解析していました。

お医者さんからしたら、扱いにくい患者だったと思うけど・・・。

その後
戸塚さんに関する本を数冊読みました。






戸塚さんが亡くなったら、誰が、この偉業で賞を取るんだ・・・と
グループでの発見だけれど、それを率いていた戸塚さんの功績は突出していて、彼以外
いは見当がつかない と書かれていました。

ノーベル賞は、グループではなく個人に
そして亡くなった方は受賞できないから。。


そして、昨日、受賞が決まった。

梶田さん
鬼軍曹と言われたぐいまれなるリーダシップを示した戸塚さんの後継は、大変だったと
思います。

奥様に、「いつも笑顔でいて欲しい」と話されたことがあるとか
そして、奥様は、笑顔を心がけているとききました。

素敵ですね。
 
そんな梶田さんの人となりを知りたいと思いました。

きっとNHKは特集をしてくれるはず!!!

戸塚さんのこと、当時熱く語っている自分がここにいました。