保険のお姉さんが、めずらしく、声を掛けて来た。


現在の保険は、入院5日目から入院給付金の出る古いタイプの保険。


先進医療の特約もついていない。


でも、別に入っている共済の保険が、その分をカバーしているので、


働いている私にとって、入院五日目からで十分と思っていた。


この病気になってしまって、保険を見直す資格がなくなったことは、承知していた。


しかし、お姉さんは、「入院1日目から給付金が出るようにできます」と提案してくれた。


へーと思い、話を聞いてみると


入院したら、一時金として、7万円も出ます。と言う。


そして、先進医療の特約も、現時点の保険料と金額的に、数百円しかかわらない。


おいしい話だ。


なぜ?と聞いてみたら、


「今は、入院が短くなっているので、保険も1日目からが普通です。病気をされたことで、そのままというのは、不公平ということで、見直しはできないけれど、入院一日目から支給の対象にでいるようになりました。健康状態の自己申告必要ですが、○○さんの場合、対象になるのではないかと考えています」


後日、詳しい話を聞くことになった。


帰宅して、3年前の給付の資料を見返してみた・・・なんだか、ちょっと違和感があるな?


と思った。


後日、説明を聞いた。。


説明資料には、丁寧に、蛍光ペンで、変更点にラインが引かれている。


3年前の入院状況とこの新しい保険を照らし合わせて、暗算してみる。



入院したらの7万円も、1日目からの給付金も足し合わせたのに、以前より、随分給付金が少なくなる。


よくみてみたら、手術給付金が、以前の約半分の設定になっていた。


そして、そこに、蛍光ペンのアンダーラインはなし。


そーかそーかそー言うことか。


私に同情する振りをして、


やはり、損をしない方向なのですね。


おいしい話ばかりして、リスクの話をしない。


いや、リスクの話、したかな、少しは、


レーシックできなくなるとか。。。。


この先、私は、どんな病気になるかわからない。


もう、手術することないかもしれない。


肺炎で、手術をせずに、数日間だけ、入院するかもしれない。


先進医療が必要な病気になるかもしれない(ま、それは、共済で・・・)。


入院給付金が半額になっても、長い目でみたら、保険を変更した方がいいのかもしれない。


でも、見直しは、しない。


なんかなぁ~


油断のならない世の中です~