灰色のコンクリートの壁に、黒色の枠の窓がある

その窓を通して見る、生きた緑色はそのまま絵となる


風に揺れる葉っぱ

窓は閉まっているから

風の音はしない

沈黙のまま絵は姿を変える


教室にいる人間も景色にしか見えない

温度を感じない

無機質な壁や窓枠とさほど変わらない

生きてるのに



手を伸ばして届くものはなんだろう

景色は触れるの?

遠いの?近いの?

緑は何色?




考えだしたらキリがない



生きた人間と

死んだ人間は違う

見るだけで温度がちがう


だけど熱いわけでも冷たいわけでも無い

温度は、ない

色もない