書店に入ると私は
東大家庭教師が教える頭が良くなる読書法
を読んでいた。
親しみやすいジャケットに何とも素晴らしい本の題名。
私は頭を良くすべく昨日から本を読んでいる。
まずは、手つかずの小説を読むとする。
「ジョーカー・ゲーム」
どうにか今週中に読むことが目標!
昨日は一章を読み終えた。
全部で五章ある。
今日は二~三章を読み、明日には全部を読み終える計算だ。
さっそく読んできます。
書店に入ると私は
東大家庭教師が教える頭が良くなる読書法
を読んでいた。
親しみやすいジャケットに何とも素晴らしい本の題名。
私は頭を良くすべく昨日から本を読んでいる。
まずは、手つかずの小説を読むとする。
「ジョーカー・ゲーム」
どうにか今週中に読むことが目標!
昨日は一章を読み終えた。
全部で五章ある。
今日は二~三章を読み、明日には全部を読み終える計算だ。
さっそく読んできます。
今日は5時54分に同部屋K君に起こしてもらう。
今日は遅刻をしなさそうだ。
それにしても眠い。
おっと2度根をしてしまった。
時計を見てみると7時3分を表している。
「セーフ…」
今日遅刻したら洒落にならない。
ごはんに食べに行く前に、全身鏡で頭の上から胴の部分までを確かめる。
胴より下は鏡に映らない。
食堂に行ってみると人が少ない。
いつもより早い時間だからだ。
ちなみに昨日は誰もいなかった。
7時45分に部屋を出る。
会社の自転車置き場には昨日から2台の自転車が右に倒れている。
8時前に研修室に着く。
火曜日は研修室の掃除をしなくてはならない。
私はいつも雑巾を取る。
私以外にも5人が雑巾を取り研修室の机を拭きだした。
私は机の上を汚い雑巾が汚染していくのを後ろにして収納ロッカーの上を拭いていた。
8時8分になると掃除はほとんど終わった。
遅れてきた人が掃除に加わるが、掃除はほとんど終わっている。
8時40分から朝の報告会が始まった。
そろそろマンネリ化している。
指導者もそれに気づいている様子。
9時30には実験室でお馴染み生化学自動分析装置を動かす。
研修中は同期で一番エリートらしいSと私はいつも共に行動する。
今日もSのネタを聞かされた。
以前にも聞いたことがあるSは女運が無いという話だ。
楽天の婚活サイトに登録出来なかったのも女運が無いかららしい……。
さらに今住んでいる場所は環境が悪いし出会いが無いから彼女は絶対に出来ないという。
私はSの女性に対して受動的な態度を指摘するが、Sは今年は大殺界だから来年頑張るとのこと………。
退屈な会話を交わし午前を終える。
午後は15時から全体教育があるため1時間だけ装置を触った。
15時になると全体教育の指導者Nが口を動かし始める。
しかし私の脳は不必要な情報と判断し右から左へ受け流す。
退屈な2時間が終わり、終業時間になる。
自転車に乗って帰ろうとすると、やはり2台の自転車が倒れている。
昨日の朝から倒れている自転車だ。
なぜ倒れている自転車を誰も直さないのか……。
まるでモラルが無い。
やはり人は自分にしか興味が無いのか。
私は見栄えが悪いので倒れている自転車を自分の手が汚れるのを忘れて直す。
すると後ろから同期で一番エリートらしいSが私に声をかけた。
「倒したの?」
どうやらSは昨日から倒れている2台の自転車の存在を知らなかったらしい、いうか自分以外の自転車には興味が無いのだろう。
私は持ち主の居ない倒れた自転車を直すと、自分の黒いメッキの自転車を漕いでSと一緒に寮へ向かった。
今日も様々な面白いことを知ることができた。
今日はなんて目覚めの良い朝だ。
昨日の晩にネイチャーメイドマルチビタミン&ミネラルを飲んだ恩恵かな。
それにしても朝日の様子がいつもより穏やかだ。
LEDの見づらい時計をふと見ると 090907083303 。
7時8分?
いや8時33分だ。
これは間違いなく遅刻だ。
まずい。
ここはホウレンソウ!
直ぐに上長へ電話し、遅刻した旨を伝え、上長に「急いで向かいます」と焦っている様子で伝える。
今すぐに会社へ向かいたいが、それは無理だ。
シャワーを浴びたいからだ。
急いでシャワーを浴びに行く。
テンパッているため、バスタオルと下着を忘れた。
取りに戻ろうとすると寮監さん♂に出くわす。「こんな時間だけど大丈夫か?遅刻か?」
私は冷静に答えた「大丈夫です。」
大丈夫であるはずがない。
シャワーを浴び終えると髪をドライヤーで乾かしヘアアイロンで前髪をセットする。
ノックの音がした。寮監さん♀だ「電話に出ないから心配して起こしに来たよ。」
相変わらず寮監さん夫妻はやさしい。
私は愛想をこめて答えた「大丈夫です。」
見づらいLED時計は8時50分を表している。
急いで歯を磨く。今日からは新しい歯磨き粉だ。
しかし、よく見るとスモーキンと英語で書いてある。
誤算だ。
私はタバコを吸わない。
気にしにがら歯を磨く。
この歯磨き粉は着色汚れをしっかり落としてくれるらしい。
コンタクトを着け、ワックスを髪全体に塗りたくる。
手が濡れているため良く広がる。しかし、セットしづらい。
ドライヤーで軽く乾かせば問題は解決されるが、今の私にはその時間さえ惜しい。
そもそも私はそこまで髪型にこだわらない。
ブルー作業着を着てスーツパンツを履く。
正規の作業着は緑とベージュと白を1:1:2で混ぜたような色だ。
とてもダサくて身につけれるものではない。
全身鏡を見てスーツに着いている小さなホコリを落とし、無難なアシンメトリーな髪型を確認する。
自転車に乗り、いつもと同じスピードでペダルを上手に動かす。
ヴィヴィアンの時計を見る。
海に入ったときに水が入ってしまい、少々残念な時計になってしまった。
何度もオーブの位置を確認する。確かに9を指している。
今日は本当に遅刻してしまったのだと実感する。
いつもより50分遅れて研修室に入る。
「おはようございます。」自分が遅刻してることを忘れていつも通りの対応をしてしまった。
すると同じ部門の最年少同期Jが「おはようございます。」と言い返す。
ほか2人は、空気を読み何も言い返さない。
午前、私は指導者Uに少しの注意を受け、いつも通りの研修を行った。
今日からは新しい生化学自動分析装置の操作方法を覚える。
遅刻した人特有の雰囲気を体からかもしながら私は研修に取り掛かる。
今日の生化学自動分析装置は処理速度が先週に操作していた装置の3倍もある。
さらには操作方法が簡単。試薬登録が簡単に終え分析項目を選択し分析を開始する。
使いやすい。
午後は測定結果をプリンタで印刷に試みた。
いつもなら簡単に印刷できるはず。アラームには何も表示されていない。
なぜだ。
同期Sが考え始めた。私はそれをしばし横から観察しする。
お手上げの様子だったので私はコントロールパネルを操作する。
どうやらプリンタの状況が一時停止になっていたのが原因だったらしい。
今日も早めに研修室に戻ろうとしたときに、装置の下から水が流れているのを私は確認する。
これは相当まずい状況だ。
私は装置の裏側に向かった。どうやら原因は自分たちの装置ではなさそうだ。
見知らぬ先輩が使用している生化学自動分析装置の排水部から水漏れが発生している。
結構な量の水漏れだ。
見知らぬ先輩は焦った様子で、雑巾を取りに行く。
私も雑巾を2枚と取りに行く。
私が装置の裏に戻ると先輩は5枚の雑巾を駆使し水をバケツに戻していく。
私も先輩と全く同じ動作を取る。雑巾一枚で。
私も先輩も冷静だった。
こぼれた水を全部拭きとると先輩は私に淡白な表情で礼を言う。
私は軽く会釈する。
その後も私は冷静を装い実験室を後にした。
今日はいつもより刺激がある一日だった。
それにしても美術館に早く行きたいと願う今日この頃。