2023.10.31の記録です。
御殿林(ごてんばやし)散策を思案中…。
古戦場跡と最近の神出鬼没な熊さんに恐れをなしたのでしたが…
心の天秤で好奇心の方が僅かに強く…ふたたび御殿林の入り口へ。
腰が引けながらの一歩を踏み出しました。
なんと!!木材チップが敷いてあって、木洩れ日も踏み心地も気持ち良い散策路なんです。
ボランティアさんのご協力の賜物です…
分かれ道
回り道もありですが…右手の「清河八郎記念館」を目指しました。
画像から清々しさが少しでも伝わるといいのですが…
江戸中期 享保2年(1717)
「清川だし」による風水害から護るために防風林として3000本の杉が植樹されました。
「清川だし」は、最上峡から一気に吹き込む局地風です。
日本三大悪風のひとつなんです。
(”広戸風”…岡山県那岐山麓、”やまじ風”…愛媛県伊予三島付近)
そばに参勤交代での藩主の宿泊所(御殿)があったので、「御殿林」と名付けられたそうです。
右手に「清河八郎神社」が見えてきました。
出るちょっと前に歩道脇の茂みで急にバタバタする方がいて心底ビックリ。飛んで林から出ました。
何だったんだろ…大ぶりな鳥のように感じたんですが…。
飛び出たところは神社脇でした。
鳥居隣の「清河八郎座像」
イヌサフランが咲いていました。
神社の向かいには「清河八郎記念館」
※冬期間(12月〜2月)休館中です
「清河八郎神社」
お詣りいたしました。
清河八郎の生涯を描いた、藤沢周平氏の作品があります。(「回天の門」)
下記は本紹介のサイトです。↓
ふたたび御殿林を通るのは怖かったのですが…
思いきってふたたび足を踏み入れました。
やはり心地よい散策路です…
木には戊辰戦争の弾痕が残っているそうです…
足元の木材チップ
R47はすぐそばですが、静けさに満ちています。
右手前が清川関所(船見番所)
左手奥が清川番所(川口番所)です
清川関所(川口番所)のお食事処「御殿茶屋」
そばぜんざい…いただいてみたいです。
「歴史の里マップ」
戸沢藩船番所で購入したお土産
ささやかだけど…しあわせな 余韻…
ごちそうさまでした