北前船のセミナーに参加しました。
会場は善寳寺。





善寳寺の敷地は6万5千坪





駐車場から広大な境内を歩いて行くのですが…





道々…改めて佇まいに感嘆いたしました。
境内には、25棟の堂塔伽藍があるそうです。
うち6棟が国指定登録有形文化財。





右手に観音堂…三十三観音が安置されています
内陣天井には、再建時の棟梁による雲龍の天井画があるそうです。





総門…国指定登録有形文化財


総門の見事な彫り物


素晴らしい彫刻群。探すのは生まれ年の干支ではなく、一緒に暮らしたうさぎさん…

十二支うち酉は戦時中に盗まれてしまっているそうです…





左手に五重塔…国指定登録有形文化財
国内で唯一の「魚鱗一切之供養塔」です。
明治26年建立。高さは38メートルあります。
屋根は銅板葺き、総檜造りです。





山門…国指定登録有形文化財
右に「毘沙門天」左に「韋駄天」
明治の混乱した神仏分離時、預かりの両像を安置されたそうです。
山門二階には十六羅漢像があります。(秘仏)





左手に弥勒堂
宝暦の大飢饉(1755〜1756年)に対し病魔退散・五穀豊穣を願い建立されたそうです。





圧倒されながら山門から階段に進みます。


「くろう(96)して登る」階段は96段。


両側には樹齢450年を超える杉並木が続きます…





感應殿が見えてきました…





受付へ…

鯉は滝を昇り切ると龍に身を転ずると言われるそうです。

その意味で、階段より下の””辰””の彫り物は龍ではありません…。