羽黒橋を渡ってすぐ右折。
松ヶ岡へ行く途中に貴船神社があります。
こんもりとした森の中。




松尾城址も境内にあります。


松尾城来歴


要するに、武藤氏6代目長盛の弟・師氏がこの地を分け与えられて松尾城を築いたものの、長盛が後継ぎがないまま早逝したので師氏が7代目当主となった。城主不在となった松尾城はこのときに廃城となった、ということですね。

※当時の武藤(大宝寺)氏当主の城の大梵字城=大宝寺城で、鶴ヶ岡城(鶴岡城)の前身ともいえる城館です。
(下記サイトより転載しました)
       ↓




貴船神社御由緒


(一部を書き写しました)
    ↓

沿革
一.   第四拾弐代、文武天皇、大宝三癸卯年
京都より貴舩、松尾の両社を広瀬の川原な
る当地に勧請したのが創始である。当地開
発の元祖桜井古帳大夫自ら神主となり、地
頭をも兼ね世襲にて奉仕、

第42代文武天皇の時代、大宝3年卯年で、干支は癸卯
(西暦703年) 8世紀初頭で時代は古代、飛鳥時代。






「開祖 桜井古帳太夫様 霊地」と刻まれています






貴船神社




荘内藩17代当主揮毫
源  忠明敬書   とあります。




鳥居をくぐると右手に…稲荷神社



飛びかうハグロトンボ

見たことがない位沢山のハグロトンボ…
胸がいっぱいになりました。






ハグロトンボが羽を開いて閉じる…を繰り返しています…


しばらくすると場所を変えてまた…
開いて閉じて…

飽かずに眺めました




清らかな環境を思い嬉しくなりました




右手に手水舎


木彫りの龍神さまがいらっしゃいます…




鱗も細かく彫り込まれています




隣には奉納された舟


奉納 桜井作右衛門  とありました
その奥に御寳蔵が見えます







参道左手に御神木









そして…夫婦杉











凛々しい狛犬さま








扉を開けてお参りさせていただきました。
絵馬と…
隙間から見える奉納されたお椀…
拝見したかったのです
耳の神様…?
願い事の祈願…?

ご存じの方がいらっしゃったら、是非教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。




左手の直曾館


渡り廊下で神社に続いていました




御神輿殿







お参りを終え車道へ…
湯ノ沢岳や金峯山の峰々を仰ぎ見ました
ブルーのグラデーションと輝く緑
照り返す夏の光…


この日も朝から灼熱の太陽が照りつけていました。



















杉の森…松尾城跡では
叫ぶような数羽の鳥の声がしていました。
何の鳥?…及び腰でした。




初めての神社は 雰囲気に緊張しますし、こんもりして薄暗いので勇気が要ります…。

実は前日、貴船神社では蜩の大合唱。
ホラーの影響?蜩の声にためらい…
お参りできませんでした。

この日は朝の同じ時間だったのですが、なぜか蜩の声はなくお参りできました。