今日は、朝から姪っ子が
遊びに来ていました

そして、ふと去年の今頃
を思い出しました
去年の夏の私は
骨転移の進行が止まらなくて
もう、自分で歩くこともできなくて
いつも椅子の上で
激しい激痛と闘って泣いていました
そんな時に
姉がまだ小さい赤ちゃんの
姪っ子を抱いて私を励ましに
よく会いに来てくれていました
小さくて、見てるだけで癒される
姪っ子を見て
とても嬉しくて元気をもらえる
反面……
もう、首の骨も痛い私は
首がもう回らなくなっていて
ちょこちょこと動き回る姪っ子を
目で追うので精一杯で。
そして、抱っこして
抱き寄せたいけど
その時の私の足はもう軽く撫でるだけで
激痛で泣き叫んでいて……
そして、腰が砕けたように痛くて
自分の体さえも支えられなくなってるから
姪っ子を抱っこするなんて
できるはずもなくて。。
もっというと
もう、息をするのも喋るのも苦しいし
いつ大出血するかも
分からないから
可愛いがりたくても
そんな余裕や気力もなくなって
いました



(この頃、ペットの文鳥タレぽんも遊んだり
可愛がれなくなっていました)
だから、姪っ子をみて
可愛いと思うと同時に
いつも自分の無力さに打ちひしがれて
悔しくて、、
遠くから、姪っ子や
姪っ子を思う存分可愛がれる
家族を見ては
悲しくて辛くもありました
これは、姪っ子に限らず
小さい子が遊びに来て
"可愛いなぁ"と思うほど
その子と遊んだりあやしたり
出来ない自分をみると
"私は病人なんだ"
と、嫌でも感じてしまいました



今もまだ、姪っ子がきても
一緒に遊んだりは出来ないけど
首は回るようになったし
笑いかけたりする余裕はできました!


今はまた、この手で
小さい子を抱っこしたり
遊ぶことができるようになれる事を
信じて期待しています
✨

そんなことを思い出した今日
ふと、以前読んだ本のメモしていた
言葉に目にとまりました

神さまが全てのことを
益に変えて下さるというのは
悪いことを良いことに
変えてくださるわけでは無い
起こった出来事は
本当にひどいこと
あなたはどうやって
この危機を乗り越え
それを通して
さらに成長することができるかを
示すこと
要は、起こった悪いことを
良いことに変えるんじゃなくて
悪いことを通して
危機を乗り越える手助けをしてくれ
成長することができる
→それが結果私にとって良いこととなる✨
よく、病気さえも
良いことに変えよう!思おう!
って、考えあるけど、、
私にとっては、やっぱり
それは何か違って……



ガンになったことは
沢山の健康な時間や
できるはずだった可能性も
とにかく沢山のものを奪われたし
……
本当に辛くひどいことでした。
でも、この言葉のように
この危機を乗り越えて
このガンを通して
更に成長をすることはできる!✨
それは、本当にそうだと思って!



そして、絶対そうしてやろう!
って思います
笑

病気によって私は、赤ちゃんだった
姪っ子を抱いたり遊んだり
……
そんな時間や楽しみは
奪われたし
それはとても辛く悔しくて
苦しいことだったけど、、
この辛さや苦しみを通して
私は大切なことも知れました

それは、普通に前まで
当たり前のように
子供を追いかけて遊んだり
友達の赤ちゃんを
抱っこしたりしていたり……
それさえも、なんて
感謝で
素晴らしい事だったんだろう!✨
自分より小さくて
弱い子供を守ってあげれるって
どれだけ凄いことなんだろう✨
つい、大人といたら
当たり前のように助けてもらって
忘れがちだけど、、
誰かを助けてあげられるって
本当に幸せなことなんだと思います


もちろん、病気になったからといって
誰も助けれない!
なんて、私は思っていないです

今、まだ動けない私にも
できることが沢山あるのも知ってるし
それは本当に感謝なことで
それが出来る私は幸せです✨
だから、私は今できないことで
嘆くんじゃなくて
今の私にできることに
喜びをもって
感謝して生きたいです
✨

そして、いつかまた
今は出来ないことを
出来るようになったとき……
その時の私は
できなくなる前、当たり前のように
していた私とは違って
その瞬間、瞬間を喜んで
感謝して幸せを噛みしめることが
できるようになってると思います



こんなふうに
病を、無理に良いことに変えなくても
病を通して気づけたことで
……
私は、病を知らなかった時の私より
もっと、幸せを知ることのできる
私に変えられる!✨
それは、本当に感謝なことで
この病を通して成長できることは
私にとって
大きな宝物でもあります✨



ソファに座り続けるのも出来なかったのですが、、
姪っ子を抱く為に、一瞬ソファに腰掛けて
姪っ子を抱いて写真撮った1枚です。この頃すでに
こんな事をするのもほんの2-3分が限界でした

その後、こんなことさえも出来なくなりました。)