26歳で、乳がん告知されて
約8年
この闘病生活を
最近振り返って、ふと思うのは



私の場合、闘病って
病気との闘いじゃなくて
"自分の弱い心との闘い"
だったなぁ。って思います


乳がん告知当初
初めは、"闘病"の文字通り
病気と闘いました
どうやったら
自分の治癒力をあげれて
がん細胞をやっつけられるか!
そんな事をずっと考えて
病気と闘っていました
でも、病状が悪化すると共に
……
闘う相手が病気じゃなく
私自身、私の心に
変化していったように思います
病状が悪化すると共に
迫り来る"死"のイメージ
逃げきれない恐怖心だったり……
自分を受け入れれなかった想い
心の奥にあった怒り
いつも自分を責め続けてたこと
……
そんな自分の弱い部分が
嫌でも、明らかになっていって……



私の場合
"死"に近づけは、近づく程
もう、そんな自分の弱さを
認めざるを得なくなって
もう、自分ではどーにもできない!
もう、あらがえないなら
ありのままを受け入れるしかない!
そして、今まで私が病気と闘って
必死に頑張ってたけど
もうガンもひっくるめて
全部受け入れて
ただ、前を向いて委ねよう!
そんな風に、自分の力を手放した時
初めて解放されて
その手放した部分が
大きな力に変わった!
そんな気がします



以前、何かでみたお医者さんの言葉
↓↓↓
"同じ治療を受けていても
治る人と、治らないで
天国に旅立たれる人といらっしゃいます。
治る方に共通している事があります
皆さん自分と向き合っている
という点です。
人は、誰しも人生の中で
何度かメッセージを受け取る
出来事に見舞われ
それが病気かもしれないし
愛する人を亡くしたり
他の事かもしれない。
その時にメッセージを感じ
受け取る人もいれば
そのまま流してしまう人も
いるんです。
治療は、あくまで補助に
すぎませんから
あなたが治すという気持ちを
強く持つ事が大事です。"
なんか、、わかる気がする…!



特に"ガン"って
これが、原因!って
定まらない病気だなと
つくづく思います

だって、いくら身体に
良くなさそうな食事をしても
運動もせず
甘いものを食べまくってる人でも
お酒もタバコも
めちゃくちゃとる人でも
ガンにならない人は
たくさんいます



だから、よくガンの原因は
運が悪かったとか
ストレスが多かったとか……
そんな風に
誰にも測れないような理由で
言われがちだと思います



多分どれも間違ってはないと思うけど
"明確な理由"が分からないのが
ガンだと思います

でも、今までたくさん
見たり聞いたりした
お医者さんにも手放されたけど
奇跡的な回復をした人

そんな人は、みんな何かしら
心が解放された人
が多いように思います

私は、人の苦しみは
病気の重さでは測れないと
思います

よく、重い病気、軽い病気って
言い方するけど
確かに身体に出る症状の重さは
あっても……
心の重さは、測れないと
思います

そして、そんな心の苦しみは
傍からは見えないから
誰にも分かってもらえなくて
孤独な闘いだとも思います
(同時に、人の温かさに気づける時だとも思いますが
)




でも!その孤独な闘いの
先には……
誰もが経験できないような
"喜びに溢れた希望"
そんな道を見れるのは
孤独な闘いを諦めずに
進めた人だけ!だとも思います



私自身は、まだガンはあるし
根治した訳じゃないけど
確実に回復に向かってる今。
どう頑張ってもあらがえなかった
悪化した時期と
何が変わったのか?と考えたら……



今も、その時も
私が納得する治療はしていたし
食事も前の方が厳しいくらい
……
大きな変化は
"前より自分を受け入れられたこと。
自分の力で頑張ることを
やめれたこと。"
かな?と、思います

もちろん、この
"弱い私と向き合うこと"
には、まだまだ終わりは
無いのですが
笑

そんなことさえも楽しんで!

"次はどんな風に
私は、変えられるんだろう?!"
って、ワクワクしながら
私と向き合って生きていきたい!
そう思います



そして……私の身体からガンが
去っていた後に残る
その時の"わたし"は
多分、今の私には
想像も出来ないぐらい……
変えられてるんじゃないかな?!
って。可能性に溢れた未来に
ワクワクします!笑
{ドキドキ

最後に……
"不便であっても
不幸ではない。
病気は生き直す
きっかけとなる"
私の好きな言葉のひとつです


