私がガンになって、やめたこと
末期ガンになって、ようやく

やめれた事があります
それは……
"完璧を求めない"
ということです
ガンになるまでの私は
いつも完璧を求めていました
それも、無意識に!



そもそも
完璧って何だろう??

いつも
目指すところがあって
そこに到達しても
また目標が出てきて追いかける
車輪を転がすハムスターみたいに
どこまでも、どこまでも
突き進んで
結局、どこまでいっても
満足出来ない!
そんな風になってしまう
……以前の私は、そうでした

いつも、何かを目指していて
いつも目標を定めて
……
例えば分かりやすく
資格を取るとか……
その為に何ヶ月、時には
何年も勉強して
やっとの事で資格を取得しても
何か満足出来ない…

だから、また新たな目標を作る
そしてまた走り出す
それの繰り返し

はたから見たら
"ミミポポは凄いね〜
いつも頑張ってるね〜"
ってよく言われてて。
なんか……ミミポポは
いつも頑張ってる人
って感じだったと思う



それって、ある意味
何か一緒に居て疲れる……
そんなことも、あったと思う

だって、そーゆう時って
自分に厳しいから
無意識に
周りにも厳しくなってたりして。
知らないうちに
周りを裁いていたりしたことも
あったかなって……

そんな風に私は、私の周りの人を
しんどくさせてると同時に
私自身が1番、私をしんどく
させてたように思う

だって
完璧なんて無いから!
そこを求めても終わりは無くて
……
本当に、しんどかった

いつも何かを求めて
それを
手にしても、満たされない
でもガンになって
ようやく
無理矢理でも立ち止まらせられて
ふと、気づいたこと。
"完璧になんて永遠になれない"
"完璧なんて、つまらない!"
それよりも
どんな、自分も受け入れて
……
完璧じゃない私が私だから。
そして
ここまでやれた自分を褒めてあげて
ちゃんと認めてあげる。
それから
その先をまた目指す。
以前の私は
完璧を求めなくなったら
"成長できなくなる"
と思っていて……
だから、いつもどこかで
どんな自分も、まだまだ!って
自分を否定して
お尻叩いて、走ってて

そしたら
いつの間にかボロボロに疲れてて
気づけば私は
乳がん
になってました



だから、まずは
ちゃんと、どんな私も受け入れて
認めてあげる
そしたら、不思議と
前よりも、もっともっと!
高く飛べる!

そんな気がします



これに気づいた私が
やってみて、心地よかったのが
何かを頑張った後
自分に、まずは
"よく頑張ったね。お疲れ様!
どうする?ひとまず休憩する?
それとも、もう少し頑張ってみる?
まぁ…とりあえず休もっか!笑"
とかって自分に聞いてみる
笑笑
{ヘンナヒト

でも、これが案外心地よくて
笑

こんな風に自分に優しくなれた時に
自然に周りの人にも
優しくなれた気がします

"ガンになった人はガンばりすぎた人"
だから、ついガンになっても
頑張ってしまって
でも、頑張れば頑張るほど
上手くいかなかったりする

もうガンになった時点で
充分に頑張ってるはずだから
まずは
"今までよく頑張ってきたね"
って自分を褒めてあげて
自分に優しくしてあげて
泣きたかったら、泣いて
弱い自分も全部
どんな自分も受け止めてあげて
……
そしたら、ようやく自然に
前を向ける。
そんな気がします



こんな事、言ってるけど
笑

私自身は、気づいたから
すぐに、はいっ今日から
"頑張らない"!
とは出来なくて



本当に、末期になって……
もう、どうにもこうにも
頑張りたくても、頑張れなくなって
ようやく
本当に頑張る事をやめれた
と思います
{ヤレヤレ


完璧を求めない=成長を諦める
ではなくて
完璧を求めなくなって
受け止めて、委ねて前を向いて進んだ時
自分には想像もできないような
無限の広がった可能性
を目にできる!
今の私はそう思います

何より"生きやすくなった"



おかげで、もう私には
ガンばりすぎたガンは必要ない!
さよならバイバイ〜}
笑

(腫瘍飛び出て出血してたけど、気にせず出歩いてた頃

ただ、友達とお茶しながら喋ってるのが
私の癒しにもなってました
)

"柔らかな答えは憤りを静める。
しかし激しいことばは怒りを引き起こす。
知恵のある者の舌は知識をよく用い、
愚かな者の口は愚かさを吐き出す。"
箴言 15章1~2節
mimipopo