今まで乳がんになって8年
……
その中で本当に、たくさんの
色々な本を読んできました
それこそ
治療の事から、食事療法
はたまた
哲学的な本まで、様々です
笑

その中でも、特に好きな
本があり、この本に書かれてる事
全て好きなのですが
……

その本の言葉の1つを
今日、思い出したので紹介します



(↓↓↓以下注釈)
"変えられるものを、変える勇気
変えられないものを、受け止める冷静さ
それを識別する、知恵を持つ"
勇気には2つあります。
いい勇気と悪い勇気です。
いい勇気とは、どのようなものか。
哲学者プラトンの言葉を借りれば
「恐るべきものと恐るべからずものとを
識別することなり」
となるでしょう。
本当は恐ろしいものではないのに
「怖い」
と思い込んでるものがあります。
「かんが怖い」「がんが怖い」
と
おっしゃる方がおりますが
がんは恐るべきものではありません。
冷静に受け止めて
対処すべき事です。
アメリカの神学者ニーバーが残した
有名な言葉があります。
「神よ、変えられないものを
そのまま受け入れる冷静さと
変えられるものを
変える勇気を
そしてその違いを識別できる
知恵をお与え下さい」
あまり先のことばかり
考えないことも大切です。
私は最後のニーバーの言葉が好きで
なんか深いので
何度も読み返しました
笑

なんか、、
本当にそうだな…って

変えられないものを
変えようとした時
それって、凄くしんどいし
変えられない事に絶望もしてしまう
例えば私だったら
"乳がん"だと言う事実
これは変えられない
でも
ちゃんと、"変えられないもの"
私にとっては
"乳がんだという私"を
冷静にそのまま
ありのままに受け止める。
……
だからって
諦めるとは違う。
"変えられるものは、変える"
これは、私にとって
"ステージⅣの進行ガンの
乳がんは根治しない"という
お医者さんの言葉。
それは、違う。
そんな事、誰にも分からない
"絶対"
なんて、そこには無い
そして
"その違いを識別できる知恵"
私にとっては
乳がんだという事実。
そこで、お医者さんに
余命を言われたり
もう根治は、出来ない
と言われたら
それも、変えれない事実だと
"思い込んで"
ただ、ただ絶望してしまう

そうじゃなくて、
余命や、お医者さんの言葉は
"変えられること"
その違いをちゃんと識別する。
以前……
私が最初、乳がんを見つけた時
手術せずに
免疫力で治してみたいと言った私に
お医者さんは
"腫瘍が自然に小さくなる事は
ありえない"
って、言った。
けれど、その2年後
自然に半分以下になった
私の腫瘍を見てお医者さんは
"運が良かったんですね。"
って言った。
もちろん、私は運とかでなく
この2年必死に闘った結果だと
受け止めたけど

これは、免疫療法が凄いという
話でなくて、こんな風に
お医者さんの言葉は変わる。
お医者さんの言葉は所詮
人間の統計学であって
それは絶対に
"変わらないモノ"では無い
という事

もし、、少しの
私のいい勇気。
"自分を信じる勇気"
これがあったら……
私だったら、"神様を信じる勇気"
それがあれば……
実は、変えられる事は
たくさんある!!!



そして、あまり
"先を見すぎない"
私の好きな言葉で
今が未来につながる。
今を大切に生きていれば
未来は、自然に希望に変わる
大事なのは
過去でも、未来でもなく
今。私たちが生きている
今だということ

もちろん未来を見越して動く事も
時には必要だと思う

例えば、私だったら
自分の死をイメージして
未来は考えない
未来の私は
元気に生きて、世界中走り回ってる!!
笑

……そんな風に
自分が見たい未来をイメージする
そうしながら
"今を大切に生きる"



そしたら私の未来は
今は、誰にも想像も出来ないような
可能性のありふれた未来
そんな風に変えられる!!
って、私は勇気をもって
信じます!!



↑この時も腫瘍は飛び出て出血するから
大量のガーゼを持ち歩いていました。
でも、まだこうやって赤ちゃんを抱っこする事は
出来たとき
)

